先日、夫婦で話をしました。
将来への経済的な不安に関してです。
それで相互理解したのですが、お互いに、不安に思うツボが違うのです。
僕は、嫁の想定した将来の健康不安、そして、それに付随する経済的な不安。
その不安の最終的な不安とは、「死」への不安だと看破しました。
一方、僕は、「死」の不安を嫁よりも、と言うか、まったく持っていない。
死んだら、死後の世界を享受するつもりで、興味津々でもある。
お互いにお互いの大義名分の根拠、つまり、生きて行く為の行動理念、人生哲学、生活指針が 異なる事が、夫婦のトラブルを産んでいると理解しました。
小言、批判、ため息、失笑。
これは、夫婦にとってマイナスだよ。
相手の価値観を否定する態度は、一緒に生活するには、よろしくないよなって、お伝えしました。
しかし、50代の年齢としては、その場しのぎが精一杯だと思う。
子供の将来もある。
どちらかが、折れないとね。
子供の心を持った、極楽トンボである僕には、ムリです。
ただ、最低限の努力はしなければと思っています。
それはお互い様なんだよ・・・・・・って、言ったつもりなんです
が、どこまで理解してくれたのだろうか?
お互いが、相手に100%を求めても難しい。思いやりと努力の継続は、最低限の心遣いでもあります。
何が正しいか?分かりづらい話ですが、自分自身をしっかり把握して、結婚相手を理解して、自分自身にフィットする相手か? ここを精査する学校授業や講義があれば良いねって、考えさせられました。 もう遅いけれどね。
上記文章に対するご意見
★Mさんのご意見
きっと、(素直にそうは言えないけど本当は)龍ちゃんの事を愛しているからこそ、先立たれてしまうのが耐えられないんでしょうね。それで死に対する怖れを感じてしまっている。
それを手放すのって自分の死を怖れなくなるよりも難しそうなので、逆の立場で"もし奥さんが不治の病で自分よりも先立ってしまったら"って、ちょっと想像してみると、奥さんの気持ちも理解できて、関係も改善されたりするかも。なんてちょっと感じたので・・・・。
★Mさんへの返答
Mさん、女性側の気持ちを表現するコメントを、ありがとうございます。
小言、批判、ため息、失笑って、気にならない時と、心に刺さる時と、状況によって違いがあるし、余り気にしない大雑把な僕でも、刺さる時があるのです。相手に「自分を深く理解されていない」って感じる時こそ、自分自身も相手を深く理解していないと思う事が大切だとMさんの日記やコメントを読み返して思いました。自分の感じる相手への不満ばかりじゃ、現実は良い方向には向かわないよね。
★UMさんのご意見
価値観は違うものだと思ってます。 それぞれに認めて、いけばいいのだと。
★UMさんへの返答
UMさん 仰る通りです。その認めていく為の話合いを僕達夫婦は、疎かにしてきたのだろうと思います。
お互いのマイペースを認め合い、弾ける若さと行動力で様々な問題を一丸となって解決してきた仲間意識もあります。それが、僕にすれば、嫁を「戦友」と呼ばせるのです。
しかし、老いとそれに伴う疾病の可能性、例えば、初老性ウツ或いは女性の閉経後ウツとかね。40代以前の夫婦間の「あうんの呼吸」に乱れが生じてきたのではないか?これが、このブログで表現したい事だと思います。答えは簡単には出せません。
★Pさんのご意見
たぶん正解のない話なのでしょうが、不健康で仕事を失い、無収入預金の放出、生活を楽しめず先には死が待受け無になってしまう不安⁇って感じかな…それ言うとヒキョウだよと言われそうだけど…皆個なワケでして…手を取り合ってる今のままお互いすすめば良いのではないでしょうか。受け容れるの無理でしょうし。そこでYの字で道が分かれても根元は引っ付いてるし。話の中に子供さんの持っている自律性?パワーは入って無いわけですし。子供は子供で時に親よりすごいわけだし。なんとかなりますよ~♪他人事だからのコメントかもしれません…
★Pさんへの返答
Pさん ありがとうございます。非常に気持ちが落ち着きます。
Pさんの書いて下さった 『…手を取り合ってる今のままお互いすすめば良いのではないでしょうか』・・・・・この手を取り合っている感触が、相方の嫁に感じられていないところに持ってきて、今までのマイペース(良く言えば個人主義的ワガママ)が、閉経後ウツとの兼ね合いで、感情的になり過ぎているきらいがあって、僕が閉口している。ではどうすべきか?夫の僕が、嫁をもっと深く&広く受け止める事だと冷静に考え始めています。
ここに書き込んで下さった皆様のコメントが、僕を冷静に考えさせて下さっています。Mさん、UMさん、Pさん、感謝します。
ありがとうございます。
この気持ちの切り替えで、問題解決!と、単純なモノではありませんが、嫁への思いやりをもう一歩踏み込んで持たないといけないなと感じました。
以上です。