私は、世田谷区在住ですが、文京区の取り組みが全ての自治体に広がって下さる事を切に願います。
それは、独り暮らしの高齢者へ、アパート等の賃貸住宅を貸し出したくない賃貸オーナーの不安に対する自治体側のケア事業です。
賃貸アパート等のオーナーは、公的年金等の受給があるので、高齢者への部屋貸しを積極的に進めているのかと思っていましたが、実はその逆で、老人性ボケによる火の不始末等の火災が怖いのです。だから、高齢者の独り暮らしには、極力部屋を貸したくない意識があるようで、独り暮らしのご老人の賃貸住宅への入居が困難である事情は全国的であるそうです。
その賃貸オーナーの不安に配慮した『文京すまいるプロジェクト』は、素晴らしいアイディアだと思います。
文京すまいるプロジェクト
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(1)、高齢者を積極的に受け入れる賃貸オーナーに、住宅オーナー謝礼金の支給。
(2)、文京区が挙げる条件(トイレに手すりが付く、犬ネコとの同居可であるか等)の高齢者が使用し易い賃貸住宅かによって最高月々1万円までの設備等謝礼金が支給される。
(3)、週一回居住者の安否確認をする。
(4)、区は、ライフサポートアドバイザー を実施する。 等々の自治体が賃貸事業オーナーをサポートする。
私自身だって、いつ独り暮らしの高齢者になるかわかりませんので、いい制度が出来たなと思います。これは、世田谷区の区議会議員にも知らせる必要があるな。
以上です。