昨年10月乳癌がみつかり、次から次へ検査、手術が決まっていきました。
困ったのは息子の事。重度の自閉症の息子。中学二年生でも留守番は無理。過去二回家から脱走して警察お世話になりました。簡単に人に預けられるような子ではありません。
今回は、小さい時からお世話になっている、生活サポートハウスのお世話なる事にしました。ここなら、安心して任せる事ができます。

11月5日入院の日、息子には入院する事私が何日か家を留守にする事を丁寧に伝えましたが、理解できているのか?わかりませんでした。
スクールバスのバス停に送りに乗った息子、いつも私の顔を見ない息子が、じっ~~と見つめてきました。
大丈夫だから待っていてね私も息子を見つめかえしました。

この日は1人で入院。到着して部屋に入ると看護士さん、手術室の看護士さん、薬剤師さんが次から次にきて色々聞かれました。
エコーで翌日の手術で切る部分にマーキングをしました。
手術はセンチネンタルリンパ節、乳房温存手術です。ただ、MRIで石灰化が広がっている事がわかり、そこに癌が広がっていたらそこも切るとの事。不安が広がっていきました。

息子はサポートハウスにお泊まりです。
夜ご飯も終えて1人不安な気持ちと戦いながら、息子の事を考えていました。

夜はなかなか眠れず睡眠導入剤をだしてもらい、やっと眠りにつきました。

                                          つづく