気に入って欲しいから
思い返して欲しいから
あなたの思うところで笑って
あなたの言い分に頷いて
ほら 気持ちが良いでしょう
ほら 認められた気分でしょう
これが私のやり方なの
寂しいなんて思わないで
報われないなんて言わないで
私はこれしか出来ないから
私はこれで幸せだから
あなたの思うように生きて
あなたの好むように動いて
これが私の在る意味なの
抱き締めた時の表情と
抱き締められた回数と
日に日に増えていく思い出
日に日に変化していく気持ち
居心地が良いのが好きでしょう
上に立ったら自信になるでしょう
私の隣にいてもいいから
何の意味も持たない形だから
いて欲しい人にはならないから
始まりなんてなかったもの
終わりになって気付くもの
引き止めておけば
手を差し出していれば
今更になってもう遅いよ
久しぶりに触れた手が
久しぶりに撫でた髪が
誰か別の人のような気がして
心までも離れていく気がして
こんなにも近くにいるのにね
今までの目線に気付かないなんてね
私がこれを無くしたのなら
夜にふと考えるのは誰
雨の日に側にいて欲しいのは誰
手が触れて心が動くのは
目が合って口が重なるのは
時のせいにしたって良いじゃない
それが気の迷いなら良いじゃない
私が消えてしまえるのなら