私たちの生活のなたに溢れているリチウムイオン電池製品。
PCやスマホ、モバイルバッテリやハンディーFANなど
皆さんも1つはお持ちかと思います。
これらが故障したり、使わなくなった場合どのように処分しますか?
PCやスマホの場合、使えるものは中古品販売店に売ることができます。
故障したものはメーカで回収してもらえます。
ではモバイルバッテリやハンディーFANなどはどうでしょうか。
捨て方がわからずに、リチウムイオン電池が付いたまま
燃えるごみやプラごみとして出してしまうと
ゴミ収集車の中やごみ集積場で電池が押しつぶされることで
発火し、火災につながってしまいます。
このような事故を未然に防ぐため、各自治体で捨て方が決められています。
今回、自治体ごとのリチウムイオン電池製品の捨て方を調べました。
調査範囲は政令指定都市20市です。
(表内の言葉の説明)
■取り外したリチウムイオン電池・モバイルバッテリー本体
製品から取り外した電池単体およびモバイルバッテリ本体のことで
電池のみと考えてください。
■リチウムイオン電池を取り外せない家電製品
簡単に電池のみを取り外せない構造の製品です。
無理に外さず製品ごと捨てるという場合です。
■加熱式たばこ・電子たばこ
言葉の通りで、これも製品ごと捨てる場合です。
■電動アシスト自転車のバッテリ
電動アシスト自転車から取り外したバッテリです。
回収方法が一致した自治体はありませんでしたが
個別の品目では回収方法が同じというケースが多くみられました。
この表で、何となく回収方法のイメージを持っていただき
お住いの自治体のHPを確認したときの、理解の助けになればと思います。