やちむん(沖縄の焼き物)に没頭するようになったのは、ここ最近のことで、それ以前の私(嗣 之政 つぐ ゆきまさ)は沖縄の海に没頭する日々を送っていました🎵
私の父は、沖縄の中学校の教師で国語を教えていて海とのつながりもなく、ましてややちむんとも無関係の生活を送っています。
最近の私のやちむんにハマる姿を恐ろしく思ったのか?!、やちむんを辞めてもらいたいと思っている心の内を感じています❗
そんな中、ふと父は以前、沖縄本島中部にあるコザ中学校に勤務していた頃の記念品を私に差し出しました🎵
この壺底にある銘を見て‼なんと、
私のやちむんの先生であり国展奨励賞受賞した二俣勝之助さんのお師匠 宮城智(みやぎ さとる)さんの作品であったのです‼
人間国宝 金城次郎氏の長女 宮城須美子さんの旦那様で、次郎氏の愛弟子、年若くしてなくなられた智さんの作品だったのです‼
即座に先生の元に壺を持って見ていただくとさらに不思議なことに、この作品の成形はなんと二俣勝之助先生がろくろ挽きにて成形したものに智さんが絵付け登窯にて焼いた代物だったのです‼
二俣勝之助先生のろくろ挽き+宮城智氏の魚紋壺→30年前の父の記念品→嗣 之政
私は智さんの事は知らないのですが、先生からよく想い出話を聞き、これを見て勉強しなさいと🎵器を渡してもらいました❗
沖縄という自然環境も言わずもがな素晴らしい‼のですが、沖縄の人と人のつながりによる文化も同じくらいに魅力的に思えてくる今日この頃。
琉天窯はこれからも人のつながりを大切に沖縄の良いものを可能な限り表現できる物創りを目指していきます🎵