轟九十九滝から、次へ移動するのに
国道193号線 霧越峠を通るルートを諦めた私は
1度、海岸線へ出ました
そして、四国2県目、高知県入り。
国道55号線で室戸岬まで行ってしまうと、
遠回りになるかなー、と思い
国道493号線で行ってみることに。
まぁ・・・ね
地図で見る限りはこのほうが
早そうに見えたけど(笑)
ここもなかなかの道路でしたよ( ̄▽ ̄;)
途中、がっつり土砂崩れで通行止めの場所も
あって(対岸に迂回路ありました)、
ナビが別の遠回りルート案内し始めるし
でも途中には、
道路沿いにいくつも無名滝があったり。
水がきれいな場所を発見したり。
延々と続く細い道に疲れ果てて、
ちょっと広くなった所でひと息いれたり。
なんとか国道493号線を走り終え、
再び海岸線へ。
そんなこんなで、150km以上走り、
やっと、あと3.8kmのところまできた・・・。
・・・が。
ここからがまた道が細かった〜
これ、向こうから来たらヤバいなー、って
思いつつ進んでいくと、
前日、大釜の滝にいた車が前から来た(笑)
ぶひーーー。やっと着いたー。
滝前の岩に登って、真正面から
階段を登って行って、途中でパチリ
上の段の滝つぼ(甌穴)が見れる場所が
ありました。
写真だとうまく伝わらないけど、
透明度が高い、濃い青色。
絶え間なく溢れ出る水。
滝が生まれる瞬間。
隙間から流れを見守る。
水の動きは見ていて飽きない。
階段を登りきったところには、
轟神社がありました
轟の滝に伝わる伝説はこちら。
今は昔、この山里におちのびた平家の武将と腰元の夫婦に美しい女の子が生まれました。
大きくなるにつれて、ますます美しく、その娘の織る布地は玉虫のように輝き、目を奪うばかりでしたから、いつしか玉織姫と呼ばれるようになりました。
十七才の春、ハタオリ機を返しに行っての帰り道、この渕にさしかかると突然、滝つぼに引き込まれてしまいました。あとには神秘的な青さに輝く水面が踊っているばかりでした。
この滝つぼの主である大蛇が、この美しい玉織姫に恋をして蛇のもつ魔力で渕の底に引き込んだのでした。
いやぁ〜。
私、美しくない女子で良かった(๑⊙ლ⊙)(笑)
遊歩道を1周して戻ってくると、
滝茶屋のおとうさんがまた声をかけてくれて、ゆずジュースとこんにゃくの試食をさせてくれました。
私の車のナンバーを見て
『ずいぶん遠くから!女の子1人で!』と
びっくりしたそうで
滝めぐりの旅で四国に来ていることや、
滝の近くで茶屋ができるのが羨ましい、と
話をすると、とても嬉しそうに
滝のことや、このあたりの集落の話など、
教えてくれました。
いつものGWはかなり混むんだけど、
今年は人少ないなぁ〜、って言ってた。
ぜひまた、紅葉の時期にも来てください、
って
紅葉、キレイなんだろうなぁ
このあと、近くにある大荒の滝とかも
本当は行きたかったんだけど・・・
移動に時間がかかりすぎてしまったため、
ここでタイムアーップ
2日目は2ヶ所しか行けなかった・・・
まぁ、仕方ないね。
行けなかった滝は、また今度。
よし。気持ちを切り替えて。
キッチンながおか天然の湯でお風呂&夕飯。
再び移動して、2日目の車中泊は道の駅 大杉。
四国に来て、2日間は晴れていたけど、
3日目からは天気が崩れるらしく。
午後から雨が降るみたい
雨だったらどうしようかなぁ・・・
そうそう
滝茶屋のおとうさんが試飲させてくれた
ゆずジュースは、↓を薄めたものだそうで。
ゆず好きの私、1本買わせていただきました
遠征から帰ってきてからも
炭酸割りしたりしてチビチビ飲んでるけど、
めっちゃおいしいです
☆轟の滝
・・・高知県香美市香北町猪野々柚ノ木