ギリギリ3月31日。

3月31日の昼


ボクは急いでいた。


14時から予定があるから急いでいた。


14時からの予定の前にLUNCHを済ませなくてはいけないから急いでいた。


ボクが急いで向かった場所。それは天王洲！


またまた『シェ・松尾』








見たことある写真でしょ？


思い出した方、気になる方は1月頃のブログ（テーマ ごはん）で検索あれ。

何故、『シェ・松尾』を急いでいるのかの話しを。


そう！いただいた『シェ・松尾』のLUNCH券が3月31日で有効期限が切れてしまうからである。


14時から予定が入っているにも関わらず、12時からのLUNCHを頑張る理由はただひとつ”有効期限”


誤解しないで頂きたいが、決して、この行為は勿体ないからやった訳ではない。予定ギリギリで猛スピードで食べなくてはいけないなんて、料理に失礼だと思うので普段ならきっとこんなことやらないと思う。


お店に｢1時間でコース全部出していただけますか？｣と聞いたら｢可能ですが、お客様の頑張りも必要です｣と言われたし（笑）


そうなんです。実際1時間半くらいかけて食べたほうが美味しいし、料理と料理の感覚がちょうどいいんです。


じゃあ何故って、意地ですね。


勘のいい人は、大体この話しの全容が見えてきたと思うのですが、それは1月のあの日に戻ります。


3月31日に握りしめたLUNCH券は、そう！1月のあの日に使うはずのものだったんです。


お店の入口でランチ券を忘れたことに気づいたボクたちは、予約も要れているし、どうすることもできなくそのままLUNCHを楽しんだのである。


しかし、後日”有効期限”の存在を知ったボクらは、リベンジを誓ったのである。


しかし、稽古と本番の日々で3月31日が訪れてしまった。


この日を逃すと完全に敗北してしまうボクらは、だから急いだのだ。


自分に負けない為に・・・。


『シェ・松尾』は勝利の味がした。