【練習試合】vs桜丘 北園 | 都立高校サッカー部コーチのブログ

【練習試合】vs桜丘 北園

vs桜丘
前半 1-1
後半 2-0
結果 3-1

vs北園
前半 2-0
後半 0-0
結果 2-0

雨の人工芝の中、桜丘相手にとても良いゲームをしてくれました。
ピンチ自体少なく僕が私用のためラスト5分を残して帰ったあともしっかりと追加点を取り勝ち切ってくれました。こういうゲームができるからこそ大会後の対戦相手のコーチや先生方からほんとに0-5だったの?と聞かれてしまうわけですが(笑)。
それぐらいポテンシャルを持ってることを理解しながらさらに強くなりたいですね。

さて北園の方は少し詳しく分析したいと思います。


■ 前半苦戦した相手のハイプレス

相手は立ち上がりからGKまでプレスをかけにくるほどアグレッシブな守備をしてきました。
一般的に守備のゾーンはDFラインからFWまでの距離を25~30mに設定します。
そのくらいの距離感だとすぐに相手に寄せられるし、突破されたあとカバーであったり、ボールホルダーを複数で囲むことができます。
で、実際試合でどうだったかというと15~20mのとんでもなく狭いゾーンでプレスをかけてきました。
さて、こういう展開の時に有効な手段はなんでしょう??

僕が考えているのは次の3つです。
①空いているスペースにボールを運ぶ。
②質の高いダイレクトプレー
③相手の距離を広げる。

まず①ですがハイプレス時にできるスペースはDFラインの裏と逆サイドです。ウチはスピードのある選手がいるのでシンプルに裏を狙うというのはもっとあってもよかったかもしれません。

そして②は良い形が多くありましたが、連動したダイレクトプレーにはプレスがかかりにくくなります。なぜならDFはボールの移動中に相手に寄せて止まります。そのために次のプレーを予測して寄せなければいけません。ワンタッチだとその予測の時間を与えないため、ワンタッチで受けたプレーヤーは時間的猶予が生まれます。
前半の終わりから後半終了まではこの形が多く出ていてとても良かったです。

③についてはあまり良くなかったのですが、これはどういうことかというと、相手のDFラインはハーフラインに設定されています。では、DFからFWまでの距離感を広げるにはどうすればいいのか。
答えは自分たちのビルドアップの位置を下げることです。主にCBがもっと深いポジショニングを取ることで相手のFWが食いつけば中盤にスペースが生まれます。そこでボランチとSHorFWが降りてくれればもっと安定してポゼッションできるようになるはずです。
もしそれで相手のFWが食いつかなければ、CBを中心に何度かサイドチェンジを行いながら前進し、または裏のスペースが空いているわけなのでCBから質の高いロングフィードができればそれだけでビッグチャンスです。

この3つをうまく使い分けて欲しいと思います。



■ この試合最大の修正ポイント

シュート精度、パス&コントロールなど技術的なミスは個人で意識して改善してほしいですが、1番気になったのは攻撃→守備の切替の遅さです。
遅いと考えられる要因
・体力的な問題
・意識の問題→行かなくてもピンチにならないと思ってる。
・ボールを失うかどうかの予測が悪い。
・連動できていない。

などですかね。選手によって原因が違うかなと思いますが。
運動会の影響で体力的にきついなら問題ないです。それはテスト後走って行けば改善できるので。
1番心配してるのは意識が低くなってプレスにいけてないのかなというときです。
ボールロスト後のハイプレスはチームの生命線です。
これをやらずに勝ち上がって行くのは無理だと思っています。
練習が再開する時にはこの意識をもっと高めて練習に入ってほしいです。



まぁ長くなったのでこの辺で(笑)
2日連続で勝ち試合、それも内容も伴っていてとても楽しかったです。
あとは面白いぐらいイメージが共有できてパスが回って崩せたシーン。ほんと最高でした。
先生が昨日おっしゃってたように勉強だけに集中できる期間に勉強するかどうかで大きな差が出ると思います。僕もだいたい誰が赤点取るかわかってきたので(笑)予想を裏切れるように頑張ってください!