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たんブロ

沢山の人からもらった幸せと日頃何気なく感じたコトをストレートに・・・・

この夏に挙式を控えた


新郎から突然の電話


何だか嫌な予感というものは


的中するものだ


『実は…』


と、新郎の暗い声…


どうやら両親から


今回の結婚に対して


ものすごい反対を受けているらしく


予約している披露宴も


キャンセルになるかもしれない


…と、いうのだ





今ならキャンセル料も最低限で済むタイミングなのだが


つい最近まで


とても楽しそうに


こだわりのドレスを選んでいた新婦の笑顔を


思い浮かべると


何ともやるせない気持ちになる





『もう一度、両親ともじっくりと話し合ってみます』


そんな暗い新郎の言葉で


受話器を置いたのだが…


何としても二人の晴れ姿を


プランナーとしては見届けたい


何とも切ない気持ちでいっぱいだ


何か役に立てる事があればよいのだが


こういう時はプランナーの無力さを


しみじみと感じるものだ
今日はブライダルフェア
 
 
震災から1年…
 
 
やはりこの日はどの会場も披露宴は少なく
 
 
ブライダルフェアを開催している会場は
 
 
多かったようだ
 
 
 
 
 
朝、会場をチェックしていると
 
 
会場にゴミが落ちていたり
 
 
窓が汚れていたり…
 
 
細かく見ると
 
 
フェアに来るお客様を迎えるには
 
 
けっして万全とは言えない状態である事に
 
 
改めて気づいた
 
 
一旦気になると
 
 
アレもコレも…
 
 
ソコもココも…
 
 
次から次へと目につくもの
 
 
 
 
 
初めてホテルにいらっしゃるカップル
 
 
ましてや一生に一度の
 
 
晴れの舞台を探している
 
 
新郎新婦からしたら
 
 
さらにこういう部分は
 
 
目につくに違いない
 
 
 
 
 
テーブルセットも
 
 
曲がってたり
 
 
バラバラだったり…
 
 
昔はこんな事もなかったはず
 
たんブロ-テーブルセット.jpg
改めてひとつひとつ
 
 
初心に返ってきっちりやっていかなければならない
 
 
ブライダルの売上不振の原因は
 
 
案外足元にあったりするのかもしれない
明日であの震災から1年


今年はその日が日曜にあたったのだが


やはりこの3.11に


結婚式を行うカップルは少なく


明日はうちのホテルでも


1組しか結婚式は入っていない…





その新郎新婦も


この日に結婚式を行うという事を


かなり迷っていたのだが


新婦の母親の誕生日という事と


3月も下旬にもなると


仕事も忙しくなるという事から


この日に挙式する事を決めたのだ





打ち合わせも順調に進み


あとは当日を待つのみとなったタイミングで


会社の同僚からとある話題が出たらしい


『震災が起きた時間に列席者全員で黙祷を捧げた方が良いのでは?』


…という事だ


14時46分は披露宴もちょうど


お開きに向かう時間だ


二人の勤務先は建設会社であり


仕事や様々な関連のイベントでは


このタイミングで黙祷を捧げるそうだ


確かに…


うちのホテルでも


お客様全員に協力を仰ぎ


そのタイミングでスタッフも含めた全員で


黙祷をするべきか


…という話もあったのだが


結果的には


『お客様の判断に委ねよう』


と決まったのだ





二人もかなり悩んだのだが


やはりお祝いの席でもあるし


『各々、心の中で追悼の念を捧げよう』


という事になった






決して忘れてはいけない出来事


多くの犠牲があったからこそ


学んだ事も多く


掴んだ幸せも多い…


だからこそ…


非常に難しい問題なのだ