雨漏り | 東京土地開発株式会社 仕入事業部 荒谷竜太

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天井からの水漏れは、家電や家財道具に大きな損害を与えるだけでなく、カビの発生や構造へのダメージなど、深刻な問題を引き起こす可能性があります。水漏れの原因を特定し、適切な相手に補償を求めるための手順を以下に示します。

1. 漏水の原因調査: まず、水漏れの原因を明確にすることが重要です。上の階からの漏水が考えられるため、マンションの管理員に立ち会ってもらい、上の階の住人と一緒に状況を確認しましょう。漏水の痕跡や濡れている箇所などをしっかりと記録しておきます。
2. 上階の住人に確認: 上の階の住人の協力を得て、漏水の原因がその住戸内にあるかを確認します。例えば、上階の水回り(キッチン、バスルーム、トイレなど)に異常がないか、または洗濯機や他の水を使う設備から漏水している可能性を調べます。
3. 給配水管の確認: 上階に漏水の原因が見当たらない場合、マンションの共用部分である給配水管の劣化や損傷が原因かもしれません。マンションの管理組合と上階の住人に協力してもらい、専門家に調査を依頼することで、原因を特定します。
4. 原因が共用部分の場合: 共用部分の給配水管からの漏水が原因であることが判明した場合、修繕費用や家財道具の損害については、マンションの管理費や修繕積立金から支払われる可能性があります。この場合、管理組合と協議し、補償の手続きを進めましょう。
5. 原因が上階の住戸の場合: 上階の住人の過失により漏水が発生した場合、損害賠償を請求できます。上階の住人と話し合い、必要に応じて保険会社や弁護士を介して賠償の手続きを行います。
6. 損害の証拠を確保: 補償を求める際には、被害の証拠をしっかりと残すことが重要です。被害を受けた家電や家財道具の写真を撮る、修理や買い替えにかかった費用の領収書を保管するなど、損害の証拠を記録しておきます。

このように、漏水の原因を特定し、適切な相手に補償を求めるには、マンションの管理組合や上階の住人との協力、そして必要に応じて専門家の助言を得ることが重要です。


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