今日、息子が18歳になります。

同意さえあれば、結婚まで出来ちゃうんだね。

免許さえあれば、車の運転も。

なんか、大人ー。

本人は、相変わらず仮面ライダー見続けてるほど

少年・・・とかいうことではなく、まだまだガキです。



よく、息子の友達のママと

情報交換したり

相談しあったりするんだけど

最後には必ず

「ほんと、男ってさ

馬鹿だよねー」

「でも、その馬鹿に本気で怒鳴りまくってる

ワタシたちって、もっと馬鹿だよねー」

で、終わります。



単純だけど

でも、ほんとは優しいんだよ、それでも。

表には全く出さないけど。

女の子のようなストレートな言い回しはしない。

だから、傷つくことはないかな。



美容院に行ったら

必ず声かけるのは息子だけ。

「髪切った?」とか

「色変えた?」とか

小さな変化まで見逃さない。



太り方がわからない

って、聞いてくるのは

腹立たしいけど

それに、教えられないし

勝手に肥えるもの。←



もうすぐ卒業式です。

ほんとに早い3年間。

震災とともに始まった高校生活も

もう終わりです。

不便だらけの中でスタートしたけど

だからこそ得るものもきっと多かったはず。



家から車で15分。

電車でも通える。

歩いても行ける距離。

震災でもほぼ被害のなかった校舎。

何かあっても大丈夫。

って、心のどこかであって

この学校を選んでたことを

ほんとに良かったと思いました。



挫折と絶望から始まったはずなのに

終わってみたら、そうじゃなかった。



何度言っても

進路を変える気はない

あそこじゃなきゃ行く意味がない

の一点張りで

こんな頑固な子だったんだ

そこまで言うならと

折れたのは親と先生の方で。



私立に行ったら

携帯解約

部活禁止

バイトをする

この3つを約束してね。



でも、わかってる、子供は。

ワタシが、そこまでしないってことを。

見くびられたもんだ。



実際、運悪く壊れた携帯はスマホに買い替えた。

連絡取れないことの方が不安で仕方ない世の中

口では言っても、そうはいかない。



入学してすぐ、相談もなくテニス部に仮入部。

毎日練習に参加する。

でも、部活はさせたいとほんとは思ってた。

中学から続けてる部活を高校でも続ける、

6年間やったってことは進学にも就職にも

どこかで役に立つよ

そう言われたこともあって。



部活をするってことは

バイトは出来ない

ってことで無理。



3つの約束は

入学してすぐに白紙に戻された。



それを、この間言ってみたんだ、息子に。

「3つの約束

何一つ、守らなかったよね」って。



そしたら、

苦笑いして、ちょっと黙る。

しばらくして、

「でも、今の学校行ってなかったら

大学なんて行けてなかったと思うから・・・」って。



ちゃんとした言葉ではなかったけど

ワタシは、これを息子なりの

「お礼の言葉」

と受け取りました。



無理して入ったところで

付いていけるかどうかもわからない環境にいるより

ずっといい環境で学べたと

本人は自覚してるのだと思います。

そこそこ強い部で

勝つことの喜びも、負けることへの重圧も

知ることが出来たし

結果、オーライ。



担任の先生と部活の顧問に恵まれたこと。

悪いことは悪いと包み隠さず言ってもらえたこと

でも褒めることも忘れてなくて

進路においては最後の最後まで

あの手この手で親身になって

本人にとって最良の道に

導いてもらえた気がしてます。



部活も厳しくて

赤点取ったら、休部

続くようなら退部。

これが決まりでした。

部活優先じゃなく勉強優先。

連帯責任で、坊主にもなりました。



でもそんな中でも

先輩には可愛がってもらい

後輩とも仲良くしてもらって

今でも一緒に御飯に行ったり泊まりに行ったり

枠を超えてお付き合い。



あの子の

コミュニケーション能力だけは

ほんと自信をもって褒められる。



大学入試の時

隣りの席になった子と仲良くなって

その日の帰りは、もう一緒に帰って来ました。

アドレス交換してね。

その後の説明会も

二人で駅で落ち合い一緒に。



人見知りの激しい私には

絶対無理。

そこだけは、すごいなーと

本気で思えるところ。



この先も

こうやって

たくさんの人達に助けてもらいながら

生きていけるんだろうな

って、漠然とですが思えます。



勉強ができるわけでもないし

運動神経がずば抜けてるわけでもない

イケメンでもない

そして、ワタシの嫌いな色黒←

今も、ものすごいヘアスタイル。

さすがに、嫌がらせしたくても真似できない



学校も卒業式までほぼお休み状態なので

まー、遊ぶ遊ぶ。

毎日、毎日、違うグループと。



代わる代わる、家に泊まりに来ています。

ご飯とお風呂は済ませてくるルール。

子供なりに、それぞれの家に負担にならないように

決めたルール。

場所と布団とトイレを提供するだけ。

あ、あと、電気代←w



部活が盛んな学校だったので

友達にはプロになる子

全日本に呼ばれてる子

様々いて

それは、勝手にワタシのこの先の楽しみの一つ。



自分の子じゃなくても

活躍してる姿を見れたら

それは、嬉しい。



でも、お別れ、もう。

中学とは違い、ほんとに北から南までバラバラ。

大学生活も始まってないのに

友達の住むであろう土地への旅行計画だけは進んでいて

女の影は見当たらないけど←

青春を謳歌しているようです。



先のことなんて誰にもわからないけど

この子だけは、なんか

どこにいても、どうにか生きていけるんじゃないか

って、想いがどこかにあって

それは、サバイバルにも耐えられる強靭な肉体と

精神があるわけでは決してないんだけど

なんか、うまく転がっていける気がしてます。

転がしてもらえる気がします。



それは自分の力とかじゃなく

周りに恵まれた環境に

いつも光が射していて

導いてもらえてると思うから。



ワタシの好みで

野球始めるまで長めの髪形をしていて

よく「お姉ちゃん」って間違われて

お姉ちゃんじゃない

って泣いたこともあったけど

この髪形が嫌だって言ったことは

一度もなかった。



でも、

「あれ、最高に嫌だった」

って、何年も経ったある日言われて

目から鱗。



「実は、フライとかコロッケとか

衣が嫌いなんだよね」

って、3年間のお弁当が終わった次の日に言われて

また、鱗。



もっと、早く言ってくれたらー

なんて思ったけど

「それは、優しさだよ」

って、友達に言われて

ちょっと、じーんとしました。



自分勝手な奴

って、いつも思うけど

ワタシも負けず劣らず自分勝手で



我慢できないところも

暴走癖も

やっぱり似ていて。



思い立ったら行動に移すところも

周りのお友達に恵まれているところも

そんな環境で伸び伸びさせてもらってるところも

どこか、似ていて。



彼ほどのコミュニケーション能力は

全くないワタシだから、そこは羨ましいけどね。



似てるからこそ、ぶつかって

ほんと、喧嘩ばかり。

少しは気を遣うことも覚えたほうがいいのかもしれないけど

ワタシはこれからも

本音でぶつかりたいと思っています。



嫌われたくないとか

子供に気を遣う大人が増えていて

人それぞれだから、もちろん構わないけど

ワタシ的には

それは、違うんじゃないかって

やっぱり思うので

雑でがさつで遠慮のないこんな母ちゃんでいようと思います。

自分勝手炸裂。



下の子には悪いけどw

18年前の今日

多分、人生で一番

幸せーーーーーーー!!!

って思った日。



抱えてる病気は数々あれど

今、元気でいられるんだから

やっぱり遠い先のことよりも

目の前の今日を、明日を

一つずつ片付けて行こう。



あの子が

ありがとう

を、口にしないように

ワタシも

言えない←

褒めない



でも、どこかで通じて

感じてもらえたら、それは嬉しい

素直になれたら、それが一番だけど

今更、無理。ごめん。



家のリモコンキーが欲しい、欲しいと言われていたけど

落とされたりしたら高額だし

ずっと渡さずにいたんだけど

「どうせ、あと4年だけじゃん

4年経ったら、返すし」

とか言われて



大学卒業したら

遠くに行っちゃえ

って、言ってたワタシだけど

そんな露骨に口に出されたら

へそ曲がりだもん。

首に縄つけてでも行かせないぞ!

とか思ったり



毎日、喧嘩してても

朝起きたらいて

夜も家に帰ってきていることを

確認できてる安心感は

この先、なくなるのかもなーって考えると

やっぱり寂しくなったり。



今、大人と子供の狭間にいて

そして、しっかりとした

親離れ子離れの時期に

来ていることを

ひしひしと感じています。



ま、出しますよ。

出なきゃ、だめです。

特に男は。




蛙の子は蛙。



トンビは鷹を産めないの



親も子も

チェンジが出来ない一生のもの



腹を割ってお付き合いして行くよ、この先も。

優しさ

というものは、持ち合わせてるはずだから

いつかまた、出してくれると信じて。

でも、せっかくだから

生きてるうちに、お願いしたいな



遠慮なく、呆けるつもりもないし

間のいい突っ込みも準備しなくていいから



自分を好きで集まってきてくれる人達を

とにかく大事にして

元気で楽しく生きてって欲しい。
それだけ。



小さいときのように

ケーキを囲んで、ローソク吹き消して

家族で過ごす誕生日は

もうないだろうけど

誰かが、代わりに祝っててくれるなら

それは、それで幸せなこと。



なかなか吹き消せずに

ふーーーーって

口を尖らせて

唾だけ飛ばしてる顔を

思い浮かべて

これからも笑ってます。



おめでとう。

ありがとう。