仙台へ来て始めた仕事
もう6年経ってたんだなぁ。
子供達に『おかえり』が言いたくて
転勤族だったこともあり
困った時に見てもらう人もいない街だったから
在宅でって始めた仕事。
そりゃー、わりは合わない。
労働時間にしたら残業付く位長いし
仕事とプライベートの境がわからない
基本、お休みはない。
でも、お休みは自由。
自分の都合で。
だから、子供の行事も全部出られるし
旅行も、帰省も、自分の遊びも
全部、思い通りになる。
それにずっと甘えて
甘えっぱなしで
ぬくぬくと生きてきました。
収入増やしたかったら
数熟せばいいだけで
慣れてくるとそれも可能になり
ぬくぬくした生活から逃げられなくなる。
籍を置いておいて
掛け持ちしてる人もいっぱいいるから
自分では何の気なしに決めた短期の仕事。
でも今思えば
それは、もう、そんなレールが敷かれていて
ワタシは決断をし決別をしなきゃいけない方向に
ちょっとずつ歩き始めてたんだと思います。
1ヶ月だけのお仕事が始まって2日目で
旦那のカミングアウト
『会社辞めようと思ってるんだけど』
これは、きっと偶然じゃない。
短期の仕事が決まって、上司に話した時
いつも優しいのに、すごく嫌味を言われて
『飼い犬に噛まれた気分』だとか
『ここまで育ててやったのに』とか。
一ヶ月経ったら、また普通に戻るつもりでいたワタシは
そこで、パッと目が覚めて
失礼なことをしてる自分に気が付いて
申し訳ない気持ちでいっぱい。
後から、一緒に働いてた友達から
『相当、ショックだったみたいで
見てられなかったよ』って聞いて
あれは、嫌味なんかじゃないってわかって
余計に辛くなった。
ワタシが、辞めるのを予感してたかのような
上司の言葉に
その時は、こうなるとは全く思ってはいなかったけど
人として、自分がおかしいとは思っていたので
時間をもらって自分の気持ちを打ち明けて
腹をわって話して。
パートとして残ることを勧められもしたけど
人間関係の黒い渦がぐるぐるしてるのを
ずっと遠巻きに見ていたので
それは即決できませんでした。
選べる立場じゃないのは重々承知の上でね。
待ってるからね。
ちゃんと戻って来てよ。
って、その時もそう言って
見送ってくれた。
ちゃんと会ってご挨拶して
感謝の気持ちも伝えたくて
ドキドキしながら、今日かけた電話。
新年の挨拶も交わしたあと
『今年もよろしくだよね?ね?』
って、念押しされて
苦しくて、涙が溢れそうだった。
『もう、一緒にお仕事続けて行くことが出来なくなりました』
そう、伝えるための電話だったのに。
察してたんだよね。
一ヶ月前から、きっと、こうなることを。
旦那の事を告げた時
しっかり、支えなさい。
って言ってくれた。
けど
もし、新しい仕事が見付かっても
思うように働けなかったりしたら
うちで掛け持ちしてもいいんだし
パートの道もあるんだから
一人で全部、背負わないで。
って。
待ってるからね、いつでも。
って。
ワタシは、もう涙がぽたぽた床に落ちていたけど
『甘やかさないでください
また楽な方に逃げちゃって
頑張れなくなるので』
って、声を振り絞ってやっと言えた感じでした。
それは、本心。
また、ダメなら、戻ればいいっか。
きっと、思ってしまう
ダメダメなワタシだから。
優しい言葉をかけられると
決心が鈍る。
どれだけ、助けられたかわからない。
色々やらかしてきたけど
いつも間に入って守ってくれて
感謝してもしきれない。
お礼と謝罪。
でも
『あなたは気付いてないかもしれないけど
どれだけ、あなたに助けられて来たかわからないのよ』
って言われて
嘘でもいいから言われて←へそ曲がり
体にあった棘が抜けた気がしました。
いいえ、助けられたのはワタシの方です。
『いつまでも、ここに縋りついてワタシは待ってるから
戻って来てね
どんな形でも繋がっていたいじゃない?
待ってるから』
って最後に言われ
『元気で生きててくださいね
行こうと思った時に、いなくなってたら困るので』
って、憎まれ口を叩いて
しんみりした空気を
相変わらず口の悪いワタシのこんな言葉で
打ち砕いて、最後は笑って
お別れしました。
甘やかさないでくださいo(;△;)o
決意がゆるむ。
短期で仕事をして、よくわかったんです。
仕事って、内容じゃなくて
重要なのは人間関係と会社の体質。
全員O型っていう
がさつな大雑把な人の集まりで始まった仕事。
ほんと、毎日楽しかったんですよ。
こんな、楽しくてお給料もらえていいの?って。
短いからこそ、
人に恵まれなくても、そこはいいや
って思っていたのでね。
ギスギスして、痩せる覚悟もしてたのに←
休憩も女子会みたいで
色んなスイーツ持ち寄り
あーでもない、こーでもない
食べる食べる食べるで、太って。
でもある日、クレームが多発してると
全員が気を付けるようにって言われてから
リーダー格の人の態度が急変し
空気が重くなり出しました。
誰のミスで。
とか犯人探しをしろって訳でもないし
全員が注意されるのは連帯責任だから
それでいい。
でも、ワタシにだけ
こっそり誰のミスかを告げ
簡単な仕事しかさせないから
面倒なのは全部こっちに回して
やってもらうから、ごめんね。
って耳打ち。
え・・・・・・・。
やるのが嫌なんじゃない
そんなやり方でいいの?
って、思った。
不信感
そこから、日に日に
ワタシの仕事だけが増えて行き
ミスをしてた子も、まだミスが続き
最後の方には、明らかに
目に見えて仕事の量が違って
さすがに気付きますよ。
干されてると気付いて
自分のミスだったんだと気付いて
号泣する子を
毎日、慰めて励まして。
他愛もない会話や
くだらない事言って
どっかん、どっかん笑わせて
気を紛らわせて。
芸人になれそうな気さえしてきた←無理だけど
父親の
くだらないDNA
に、この時ほど感謝したことはない。
人間関係って、もろいから
ちょっとしたことで、崩壊する。
でも、みんな大人
最後まで、我慢して
無理して笑って
もう少し、もう少しって耐えて。
もー、しんどいったら・・・。
仕事が終わる2,3日前から
ワタシは、もう辛くて辛くて
自分だけの胸に閉じ込めてることもあるから
なんか、後ろめたくて。
初めて自分で自分を褒めたいと思いました←・・・。
今日で終わりって日。
ワタシにだけ30分早く来てって電話が来たから
他の人にも連絡してやった。
小さな小さな反乱。
クリスマスの日。
午前で終わるって言われてたから
新婚さん2人は、ささっと終わらせて帰る気満々で。
予約をしてたディナーの話しや
プレゼントの事
楽しそうに話してて。
その横で
ワタシも、夜のママクリライブで浮かれてて←寂しいかな?
最後位、ちゃんと笑顔で終わらせようね
って言いながら。
ところが、もうリーダー格の人の態度が
半端なく悪くて
悪いってもんじゃなくてね。
目は合わせないし、仕事はしないし
指示もしないし、
まるで早く帰らせるのを阻止するかのようにね。
別に、ワタシはいいのさ
ユーストの放送に間に合いさえすれば
でも予約してる子達は、そわそわするし
イライラもするし
バチバチし始めて、緊張感が走り出して
酸素が欲しくなるほど、空気が重くて。
で、
一人の子を、昼で帰らせる。
いらないって言ってね。
お昼休みも、まー重い重い。
でもそこで敢えて
帰した人への愚痴をだらだら言い始めて
聞きたくないし
間違ってるのはあなたですよ。
って言いたい気持ちを抑えながら耐えました。
結局、ワタシが帰れたのは17時前。
『もしよかったら、次が決まってなければここにきて
一緒に働かない?』
って、リーダー格の人は←この会社のパート
言ったけど
『ご縁があれば、ぜひ』
って、とびっきりの
ワタシの苦手で下手くそな作り笑いで
濁してお礼を言って帰ってきました。
二度と、会いません
と心に決めてね。
働くって、大変です。
重労働だったり、労働時間が長いのは
体がきついけど
精神的にきついよりは、ずっとマシ。
人間関係が良ければ
カバーできることっていっぱいあるから。
メンバーに恵まれたら大変なことも
楽しく感じることさえある。
お母さんであって
フルで働いてる人の大変さも
ちょっぴりわかった気がします。
先の事は不安。
でも、ヤル気になったら
どうにかなるって思ったりもするから
迷路から、抜け出して
道が開けてきたらいいな。
またきっと良い出逢いもある。
と、思いたいけど
正直、恐い←
正念場。
がんばろ。
がんばれ。
いい人達に恵まれて
囲まれて、貯金はいっぱい
ほんとの貯金はないけど。
ぼちぼち
歩き出しましょうかね。
ゆっくり、ゆっくり
周りを見渡しながら。