『仙台でのライブは、1年8か月ぶり』
そう、みっちゃんが言った。
初ワンマンから、もうそんなに経ってたんだなぁ。
PASSENGERツアー予定だった日から、6か月。
『お待たせしてごめんなさい』
そう言って、みんなで頭を下げた。
深々と下げた。
悪いことはしてないのに・・・。
仕方のないことだったのに・・・。
こちらこそ、ごめんなさい。
中止になったころは
まだまだ、ワタシの心も不安定で
そこだけに、救いを求めて
そこだけにしか、楽しみを見つけられないでいた。
なんで?どうして?
ばかりの毎日。
だけど、メンバーが
どれだけ、ここ仙台でライブをすることを
強く望んでいてくれたか
みっちゃんのこの一言で
心のこもった真っ直ぐな言い方で
伝わってきた。
よく耳にした言葉だよ。
待たせて、ごめん。なんて
だけど、上辺だけじゃなくて
そんな一言に
こんなにも気持ちを込められるものかと感じるくらい
ワタシには、大きな言葉だった。
想像通りの危険区域から始まったライブ。
センターに行ったばかりに・・・。
金魚が水面にぱくぱくさせて顔を出している姿が
自分と重なる。笑
手は上げられない
前後左右の密着の半端なさ
髪はぐちゃぐちゃ
服装も乱れ
足をつく場所探しにも忙しい
彼女じゃねーよ!
って、叫びたいくらいに
一人は右肩に手をかけ
また一人には左肩に、肘を置かれたり。
まるで、木にとまって羽を休める鳥のように。
ワタシの広い肩を利用して
右と左に分かれて、やってくれるよね。
最初の方は
物凄い圧しと、強烈な体臭に
胃液が上がってきて
ダメかも・・・。
と真面目に思った。
センターから、古くん側に流され、また戻され
それでも、ステージがめちゃめちゃ近かったので
時間の経過と共に
みっちゃんと、古くんを目で何往復もしながら
楽しむ余裕も生まれてきた。
kちゃんは、小柄なのに
足腰が強いのか
2列目まで上がっていたけど
ずっと定位置確保。笑
Diverのアカペラは圧巻で
この建物の中で、歌わせておくのは
もったいない!
って、またついつい思ってしまう。
どこまででも、伸びる声
どこまででも、届けられそうな声
こんなに近くで聴けている喜びを
強く感じた瞬間だった。
1125ライブで毎回している、スペシャルなこと。
今回は、電気を一切使わずに
アコースティックバージョンでのセッション。
照明も落とし、電池を使った灯りのみ
マイクもアンプも使わず
真のアコースティック
メンバーの後ろには
反射板の屏風も立てられ
音が跳ね返るように工夫もされていた。
その屏風が立てられたとき
『なんかの記者会見みたいだね』
って対馬くんが言ったら
『誰も結婚しませんよ』
って、みっちゃん。
(そんな、記者会見なら
こんな近くでなんて見たくない・・・
)
そして、後ろの人たちにも聴こえるように
手拍子なしで、声も出さないで
静かに静かに。
メンバーがステージぎりぎりまで出てきてくれて
始まる。
みっちゃんの歌のうまさはもちろんだけど
対馬くんのハモリは、優しくて澄んでるよね。
主張しすぎず
でも、みっちゃんの歌声を、さらに輝かせられる。
古くんが、メンバーを見ながら
ニコニコ、ニコニコしながら演奏してる姿が
ほんとに、楽しそうで嬉しそうで
とっても可愛かった。
そして、さっかんは
生で見たら、どうしてあんなにかっこいいのだろう。笑
テレビじゃ、良さは伝わらなさすぎる。
スーっとして、シャキッとして?
爽やかだったなぁ。
もったいない。
路上ライブもしたことがないから
って言ってた。
ほんとのスペシャル。
何度も
『こんなにしてもらって、いいのかな』
って思いながら聴いていた。
アンコールのPassengerを歌い終えた後
『これで本当にツアーが終わった気がします』
って、言ってたみっちゃん。
ライブが出来なかったこと
ここに来られなかったこと
ずっと引っかかっていたのだろうか。
『早く、Passengerを届けたかった』
そうも、言ってた。
震災前に出来ていた曲だけど
震災のことを絡めて聴いてしまうと
辛い気持ちが溢れてきてしまいそうになる。
でも、違う方向から素直な気持ちで聴いていると
NICOの音楽を信じてついて行こう
きっとずっと
ワタシたちを支えてくれる歌を
歌い続けてくれる
と、思えたりもする。
みっちゃんの詞は
何通りにでも想像できて、わくわくすることがある。
想像を繰り返しながら
自分でも、その先の世界を広げられたり
出来るのも楽しい。
深いんだ。
バイシクル
なんて、自転車から
あんなに広がる世界を描けるなんて
自転車苦手のワタシには
全く想像も出来ないことなんだけど
これって、そんな意味もあったの?
それは、もしかしたらこういうことなんじゃないかな?
なんて、色んな意味を
何パターンにも想像できる詞の世界観
どこから来るの?その発想!
って、思った時の
わくわく感は、相当なものだよ。
あの人も、あの人もそうだけど
そんな詞がやっぱり大好きだし
深く突き刺さるし
心に残る
ライブの最後に
全員にメモ帳がプレゼントされた。
メンバーのサインと
『2011.11.25 仙台』
と、書かれたメモ帳
東北で作られたって言ってた。
これも、大きな支援。
確か、ミスチルも。
パンフには
津波で使えなくなった紙を再生して使った
と、何かで読んだ気がする。
ライブの興奮は、少しずつ冷めて行っても
記憶が、だんだん薄れて行っても
このメモ帳を見るたびに
1125の気持ちが、想いが
必ず蘇ってくるんだろうな。
最後の最後に、みっちゃんが
『次のイイニコライブが
もしかしたら、違う場所かもしれないし
もしかしたら、またここかもしれないし
その時は、また来てくれるかな~~~?』
みたいなことを言った(≧▽≦)
みんなで
『いいとも~~~!!!』
そう、言ってダメだしされる。笑
そうだった!
いいとも~~~!じゃないよ。
あれだよ、あれ。
あれ、言わなきゃ。笑
もう一度やり直す。
『次のイイニコライブが
もしかしたら、違う場所でかもしれないし
もしかしたら、またここかもしれないし
その時は、また来てくれるかな~~~?』
『イイニコーーーーーー!!!!!』
決まった。笑
これを定番にしたいって、みっちゃんが言う。
そんな話、初めて聞いたと、対馬くんが笑う。
また、ワタシも『イイニコーーー!』
って、言える日が来るかな。
楽しすぎました。
うるうるしてた、みっちゃんの目
ニコニコ楽しそうなメンバーの顔
安堵感かな
やっと来れた
ライブが出来た
ホッとしただろうな。
震災という、大きな出来事があり
何か楽しいことがあっても
それに、全部負けてしまって
現実に目を向けたら
楽しい明日なんて
思い描けなかったりもするんだけど
それでも
それでも
こうやって
何も考えず
本能の赴くまま
楽しいーーーーーーー!!!!!!!!
って、思えることに
出会えてることは
幸せ以外の何物でもない
自分の人生の中で
ほんとに小さな出来事なのかもしれないけど
ずーーーっと先まで、頑張れる物凄い力がなくても
ちょっと先を
明日を
体の中が明るい気持ちで覆われて
大丈夫
やれる
いける
って、考えられる
大きな大きなチカラ
例え、その楽しい何時間の為に
体を痛め、何日もかかって元に戻す羽目になってもね。
何物にも代えがたい
代えられない
大事な時間なんだから
心って、大事だな
って、つくづく思ったよ。
やっぱり人って
心がないと・・・
ほんとに心底思ってないと
気持ちは
伝えられないし、伝わらない
届けることって
軽口叩くような、簡単なことじゃない。
彼らは、ほんとうに真っ直ぐだなぁ
って、思った。
誠実だ。
マナーの悪い子に、注意できるみっちゃんも
素晴らしい。
夢じゃないけど
夢のよう
このまま、ずっと夢見ていたい感じ
1125に限らず
今年行けたライブは
その場その場で
それぞれ違った感動を味わい
考え方を見直せたり
貴重なものばかり。
ほんとに、悪いことばかりじゃないよね
生きるって。
来年、225ファイナルが待ち遠しい。
最初で最後かもしれない、1125ライブ。
遥々駆けつけてくれたkちゃんと
めちゃくちゃ楽しい時間を過ごせました。
二度と・・・同じものはないのだから
参加できたことを
心の奥底から感謝してます。
ありがとう。
NICOと私とKちゃんとの夜は
きらっきらの夜になり
心の中のアルバムの1ページに
神々しく輝いて
デカデカと貼り出されています。
あーーーーー!!!
もうーーーー!!!
楽しすぎだよーーーーー!!!(≧▽≦)
筋肉痛に、覚えのない打ち身
左右の腰骨の上の青たん。笑
しんどくないと言ったら、大嘘だけど
そんな痛みも良い思い出。
楽し過ぎたーーーーー!!!
ありがとう。
ありがとう。
いっぱいいっぱい
ありがとう。