100日って・・・。

1年のほぼ3分の一




地震のあったあの時は、まだ冬

季節の変わり目ではあったけど

春を過ぎ、今はもう初夏




遠い昔のような

つい最近の事のような




でも今でも鮮明に覚えている、あの日のこと

忘れるわけがない、あの日のこと

忘れられるはずなんてない、絶対ない




友達の親戚の赤ちゃんは

3ヶ月を前に、見つかった




ホッとした。

やっと、お母さんとお兄ちゃんの元へいける

赤ちゃんを待って、お葬式もしていなかった

泣きっぱなしのお葬式だったよ・・・。

そう友達が言っていた




3ヶ月経った日の新聞

亡くなられた方の名前が掲載されてる欄で

赤ちゃんの名前を見付ける

名前の後の、(0)





嗚咽した

会った事もない、何もわからないのに

とっても苦しかった

胸が締め付けられる想いだった





この世に生を受けたばかりなのに

まだ楽しいこと、いっぱいいっぱいあったのに





歯がはえてきたり、ハイハイしたり

歩き出したり、お話ししたり

これからいっぱい可愛い姿を見せられたはずなのに





惨いよ。





でも、見つかってよかった・・・。

そう思った

「よかった」なんて、とっても不謹慎





だけど、まだ行方不明の方もたくさんいる中で

赤ちゃんだし・・・と諦めかけてた中で

お母さんとお兄ちゃんに会えたこと

どうしても、そう思えてしまう





よかったね。

なんて、使っちゃいけない

でも、よかった。と思わずにはいられないほど酷い現実





『私も、ほんとそう思うよ』

友達も、そう言っていた

悲しみの中にも、安堵の表情が私には見えた気がした












『傾聴』

耳を傾けて、熱心に聴くこと




フリーのタウン誌で目にした

「傾聴は、心の整理のお手伝い」

その言葉に引きずり込まれて、何度も何度も読み返した




人は誰かに話を聴いて貰うことで、気持ちが整理されていき、心が軽くなる

それだけで抱えてる悩みが軽減したり、場合によっては解決する

だから、人の話を聴くということは、とっても重要な事





わかる。私もそうだから

抱えきれなくなったものを、吐き出して、それを聴いてもらえただけで

気持ちが楽になることが、よくある

あーすっきりしたぁ!って、思うことがよくある





「傾聴」のポイント


・相手の立場に立ち、相手を尊重する


・必要なのは、アイコンタクト、笑顔、うなずき


・相手の話を否定せずに、ありのままを受け止める


・相手の話を途中で遮らずに、とにかく聴く


・アドバイスはできるだけ控える


・「同情」「同感」ではなく、心に寄り添って「共感」


・「この人のために何とかしてあげたい」と力みすぎない





自分は、いつも力みすぎてるなって、思う

なんともできないくせに、なんとかしてあげたい

いつも思って、空回り




自分が何か大きなことをするのではなくて

聴いてあげること

心に寄り添うこと

そこが、一番必要なことだったんだなって思った





『サイバーズ・ギルト』




初めて耳にしたことばだった

災害、事故、事件、などに遭いながら奇跡の生還を遂げた人が周りの人々が亡くなったのに

自分が助かったことに対して、しばしば感じる罪悪感のこと。





遺族の方は、自分が生きていることを悔やむ

サイバーズ・ギルトに陥る方が多いのだと言う





励ますつもりで言った言葉でさらに傷つけてしまう

だから、励ますのではなく

心に寄り添い話を聴く「傾聴」の姿勢が大切

そして

避けた方がいい言葉も書かれてあった





気持ちはわかりますよ


がんばってください


そにうち楽になりますよ


泣いた方がいいですよ


そんなに悲しんでると、亡くなった方が心配しますよ


あなたはまだいいほうです


時間が解決してくれます


神様は乗り越えられない試練は与えない   など・・・。





ドキッとした

がんばって。

なんて、声をかけることはないけれど

もしかしたら・・・そう思える言葉ばかり

何気に言いがちな、言葉ばかり





ほんとの気持ちなんて、わかってあげられるはずもない

そのうちって、いつ?

それに、時間は解決なんてしてくれない

時間が経つほど、寂しさや悲しみは増すんだ

少なくとも、私はそうだった

今だって、寂しいもの





励まそうとしてる人に、悪気なんてない

言葉が見付からないために

ついつい、がんばって・・・なんて言葉が口から出てしまうこともある





でも、それが逆に追い詰めたり悲しみを深くさせてしまうのなら・・・。

軽はずみに、思いつきで言葉を発しちゃいけないんだよね。





しっかり頭の中に叩き込む

この言葉を忘れないように





心に寄り添うって、実は難しいように思う

でも常に、心の中にはそんな気持ちを置いておきたい









最近、タイトルに惹かれて購入した本

『いつか、晴れる日』

写真詩集





しぃのブログ





きれいな海と、大きな空の写真がいっぱい





憎くてたまらなかった海

一瞬で全てを飲み込んでしまい

多くの人の人生を狂わせてしまった海





辛くて、悲しくて、どうしようもないはずなのに

海の写真を見て、穏やかな気持ちになってしまう

悔しいけど・・・。





まだ、ほんとの海を見る気にはなれない

沿岸にも足を向けることもできない




空を見上げる

毎日、毎日、空を見上げる

ぼーっとしながら、眺めている





『いつか必ず、晴れるから。』

いつかはいつか、わからないけど

そんな日がくるまで、私らしく過ごして行きたい





空は、ほんとに大きい

ずっと繋がってる




あの日の空は、その先の悪夢を物語ってるかのようだったけど

今、わたしの目の前にある空は違っている

いつか、絶対晴れる日がくるよね。





うちのベランダから撮った仙台の空




しぃのブログ




ちょっと、この本に似てる?気がしてる。笑

ずっと、こんな日が続いてくれたらな

気持ちも、うーんと晴れるのに