すっかり自分の体の事は、後回しにしていた



どこが痛いとか、そんな状態ではないけど

とっても体が重くて、だるい

久しぶりにかかりつけの接骨院を訪れた



1年前に新しい仕事に就く為にやめていた

受付のお姉さん?が、復帰していた



『出戻りですけど』って笑う

でも、懐かしい見慣れていた笑顔は和む



『そんなに目立って悪いとこは見当たらないけど・・・』

先生は言う



『きっと、疲労だよ

精神的なこともあるだろうし

ストレスをうまく発散できてないんじゃない?』



確かに・・・ストレス発散が出来てるとは思えない



『多分・・・ライブ行けてないからでしょ?』

先生が言った



それに続いて、受付のお姉さん?も

『そうよ!そうよ!

仙台は中止ばっかりだし、東京へも行けてないんでしょ?

だからよ~きっと』



あははあははあはは



すっかり忘れていた

言われるまで、気付かなかった

私のストレス解消法




体は正直

ほんと、そうだ




去年の前半はとても充実していた

遠征も何度か出来たし

最低月1で、大好きな人たちのライブにも行けていた



仕事も忙しかったけど

ライブに行く為に、頑張れてた



ライブの前後は必ず接骨院でメンテナンス



高速バスを利用した時は余計に

メンテナンスにも時間がかかる



そんな状態でも行きたい、ライブ






それ以上のものが、そこにはあるから






やっぱり辞められなかった




一昨年の夏

仙台でのflumpoolライブ前

坐骨神経痛になる



長時間、立っていられない

足を動かすのが容易ではない

足を引きずって歩く生活をしていた



でも『行くのをやめる』

と言う考えは、私の中には全くなくて

治療を続けていた



ライブ当日も、勿論治療

腰にはしっかり固定のベルト



ライブは立ちっぱなしなので

不安がないとは言いきれないけど

それ以上のものがあるって

わかってるから・・・辞めようとは思わなかった



始まってしまえば

お友達と会って、楽しい時間を過ごしていたら

痛みも忘れた



次の日にまた接骨院へ行く

先生が驚く



『痛みある?』



確かに、痛くない

疲労感は若干あるけれど

足も、腰も痛くない



『うまく、ストレス発散できたんだね

この痛みは、精神的なことから来る事もあるから

ストレスを解消できたって事だよ』



私も、びっくり

そんな事って、あるんだ~って、驚いた



それから、体の具合を見ては

『ライブ、行けてないでしょ?』

と、ストレスを見破られる事が増えた



体は嘘をつけないし、

病は気から

って、本当にその通りだと思う



熱っぽいな~と感じても、体温計では測らない

本当に熱があると知ったら、動けなくなるから

気合でいけるとこまでいく!





ストレスって、簡単に口にするけど

ストレスからくる病気は本当に多いと聞く



うまく発散できる方法は人によって違う

誰にでも当てはまることではない



このような状態で、ストレスのない人なんていない

でも発散したくても、発散のしようがない人もいる



まだ恵まれた環境の私でさえも

以前のような発散方法は使えてないのだから



これから梅雨の時期になり

気圧の変化で、体調崩す人も増える



『これ以上、良くしようと思わずに

現状維持だよ』

そう、先生に言われた



無理は禁物

自分の体の声に、耳を傾けなきゃ




大声で歌ったり、お腹の底から声を出して

飛び跳ねて、手を叩いて振り上げて

思いっきり楽しむ



なんでもないようなことなんだけど

簡単なことのようなんだけど

今は、難しい



暴走していたのが、遠い昔のように感じてしまう

あの頃が、懐かしい



羽目をはずせるのって、幸せなことなんだね

バカな事ができるのって、いくつになっても幸せなこと



色んな事が出来るようになってきて

あれもこれも可能になってきて

やっぱり思うのは



ライブに行きたい



って、こと



それは出来れば一人じゃなくて

隣で楽しんでくれる仲間も一緒に



とっても贅沢な望みなのかもしれないけど

何も考えずに

本能の赴くまま

無我夢中で楽しめる時間が欲しくなる



いつ実現できるのかは、全くわからない

それまで自分の体が、抱えていられるのかもわからない

だから、違う解消方法を見つけなければいけないのかもしれない



とりあえず、ライブは我慢

我慢の後にはきっと、大きな大きな喜びが待ってる

何十倍も、何百倍も、大きな喜びが待ってる

そう、思い込んでそのときを待つ





息子の膝の具合が余り良くなく

時間がかかるらしい

『部活、休めば?』と言ったら

『置いていかれるから』と、一言



置いていかれるのは、やっぱり辛い

取り残されるのは、やっぱり辛い



自分だけが指を銜えて見ているなんて・・・。



私の娯楽と一緒にしちゃいけないのかもしれないけど

気持ちが、とってもよくわかる



『自分の限界はわかってるんだろうから

無理だけはしちゃいけないよ』

それ以上は、言えなかった



痛みよりも、休む事の方が辛いんだろう

でも、そこまで夢中になれることを

ちょっと犠牲にしても続けたいことを

探せていたことは、なんだか嬉しかった



自分も心の余裕が出来たら

また夢中になれるものを探してみよう



メンテナンスは続けて、現状維持しながら

うまく発散できる方法が見つかるように



身も心も、軽くなるように