美容院に行って来た
ドキドキしてた・・・ずっと
どうか・・・せめて・・・カラーが終わるまでは
地震、来ないで
無事に終わった
ホッとした
地震のあった日
ある友達は仙台中心街の美容院にいた
縮毛矯正中に被災した
薬剤が髪の毛についたまま
電気も水もガスもストップ
洗い流す事なんて出来るはずもない
お店の人が慌てて買ってきた自動販売機のお茶
それで流すのが精一杯
勿論、ドライヤーも使えない
雪の吹雪く中、髪が濡れたまま歩いて帰宅した
何時間かかったか、わからないって言ってた
これは夢だ・・・これは夢なんだ・・・。
そう思いながら、言い聞かせながら
変わり果てた街に呆然としながら歩き着いたと言っていた
そんな話を聞いていて
ドキドキもせずに美容院になんかいられない
息子の卒業式前に
カラーとパーマをしたばかりだった
その後、すぐに被災した
カラー後のケアがまるで出来ない
髪を洗うことも出来なければ
トリートメントも出来ない
髪の痛みが一目でわかるほどだった
パサパサじゃない
バッサバサ?ボッサボサ?
あっと言う間に
パーマは、ただの手入れのしにくいくせ毛
手に負えなくて、帽子生活がスタートした
ちょっと伸ばして、したい髪型があった
でもやめた
痛みが凄いので、思い切ってバッサリ。
「お母さん、ちびまる子
にしてって言ったの?」
娘に言われる
認めたくなかったのに
やっぱりそう見えるか・・・。
今日は、学校の交通旗当番だった
この間まで、ランドセルを背負ってた子達が
中学の制服を着て通り過ぎる
とっても新鮮
この間まで、中学の制服を着ていた息子が
自転車に乗って新しい制服を着て通り過ぎる
無視されるのにはなれている(笑)
恥ずかしがってるのか?
ほんとにふてくされてるのか?
わかんない
人の前を、誰もいないかのように通り過ぎる
後姿に、舌を出す
いつものこと
今までと何も変わらない
でも、これも幸せなこと
子供達は、ほんとに元気
私の目を見て、笑顔で挨拶してくれる
自分ちの子は、まっすぐ先を見つめてるけど
よその子達は、笑顔で挨拶してくれる(笑)
1年生の男の子が転んだ
「大丈夫?痛くなかった?怪我はない?」
心配でかけよって聞いた
「大丈夫です。全然平気」
絶対、痛いはず
歯を食いしばってた
「偉い、偉い。気をつけて行くんだよ」
って頭を撫でたら
笑顔で「はいっ」って答えてくれた
横断歩道を渡ってからも、ずっと見ていた
その子も後を振り返りながら歩いていた
時折、手や膝を気にしながら歩いていた
絶対、痛かったよね
つい最近まで幼稚園児
でも今は1年生
きっと、いっぱいいっぱい我慢したはず
泣きたい気持ち、堪えたはず
息子が、幼稚園の時に
自分の靴箱が探せないって泣いてたことを思い出してた
顔には、涙が流れた跡がくっきり残ってた
でも、泣いてない
ずっと言い張っていた
先生は、探せずに泣いてたと教えてくれた
でも、泣いてない
そうしか言わなかった
言えなかったのかな?・・・。
こうやって成長して行くんだなぁ
って、人の子を見て思ってしまった
私がお母さんなら
そんな姿見たら、感動して泣いちゃうよ
うるうるしながら、見送った
子供の笑顔は、ほんとに救い
辛い事、忘れちゃう
明日であれから、四十九日になるらしい
もうそんなに経ったんだ・・・。
まだ家族を探し続けてる人達がいる
せめて、帰してあげたい
帰る場所があるのなら・・・大切な人の元へ。
暖かくならないで
と願う
寒いのは我慢するから
少しでも、確認できるように
暖かくならないで
そう願う
時間が経つにつれて
自分の周りにも
ご両親を亡くされたり、家族を失ったり
家や車を流されたりしてる人が
物凄く多かった事を思い知る
たまたま、そこに居たばかりに・・・。
そんな人が多いことを知る
言葉が見つからない
誰かのせいに出来たら
罵ることが出来たら
少しは楽なのに
もうすぐゴールデンウィーク
本当なら、観光客が押し寄せてごった返してるはず
でも今年は・・・。
わざわざ危ない所へは来ないよ・・・。
それなら、住んでる私達が動くしかない
地元で、どっぷり過ごそう
外へ出かけてみよう
美味しいものを食べよう
ベニーランドもオープンした
水族館も、もうすぐ開園する
野球だって、サッカーだって観戦できる
人に頼るばかりではなく
住んでる私達にできることを見つけよう
頭の中から一瞬でも
地震の事が消えてなくなる楽しい事
探そう
心もちゃんと休養を取って
いっぱいいっぱい元気になろう
心もちゃんと休ませてあげたい
のんびりさせてあげたい
たっぷり栄養補給、できるように