もう一ヶ月・・・。


私には早く感じた

毎日毎日、たくさんの事に追われていた

追いかけられて1ヶ月が過ぎた気がする


ほんとに心が休まる日はなかった

休まる瞬間はあっても

それが続く事はなかった

私でさえもそうなんだから・・・もっとだよね。



木曜日から小学校が始まる

始まって嬉しいような・・・でもやっぱり不安が大きい

この1ヶ月

出来るだけ子供達と離れずに生活してきた


もしまた地震があったら・・・・・・。

そう思うとバラバラでいることが凄く恐くて

娘を必死に迎えに行ったあの日が蘇ってきて恐くなる

あの雪が舞う中、変わり果てた光景にただただ驚きながら

でも娘の無事を早く確認したくて

足早に学校へ向かったあの日が蘇ってきて恐ろしくなる


子供達は恐さと驚きで泣き喚き取り乱し、校庭は騒然としていた

迎えに行く途中、泣きじゃくる子とそれを抱きしめる親も沢山見た


何が起こってしまったのか・・・

頭が真っ白で考えられない


でも娘はヘラヘラひきつった顔で笑ってた

泣きじゃくってると思ってたから、驚いた

でも少しホッとして、落ち着けた


『本当は凄く恐くて泣きたかったんだよ

でも皆と一緒に泣いちゃったらもっと恐くてもっと辛くなるから

○○ちゃんと、泣かないで頑張ろうって約束したの』

そう言って歯を食いしばってた


偉かったね

いつも褒める事はしないけど

この時は、ほんと偉いねって褒めた

私なら、出来ただろうか・・・って考えたけど・・・多分出来なかったと思うから


そして上着も着れず上履きで、寒さに震えながら帰ったあの日の事は

きっと娘も忘れる事が出来ないだろうな



築2年で退去命令が出たマンションがある

築3年で外周が15センチは沈下したがどうにか住めてる、うち

これを良しと思うしかない現実


まだまだ良い方

まだまだマシ


そんな思いはあっても現実はやっぱり厳しい

泣き寝入りするしかない状況だったりする


昨晩、上階の騒音が3時間以上続いた

眠れずにずっと耐えていた

限界がある

こんな状況じゃなければ、すぐにでも言いに行きたい

今に始まった事ではなく毎日の事だったから

堪忍袋の緒も切れる


でも必死にそんな気持ちを抑えた

子供もストレスがたまる

飛び跳ねる、走り周る

よくわかる


でも大人もストレスがたまる

上の人だけが特別な環境にいるわけではない

みんな同じなんだから

抱えきれないものがいっぱいある

我慢も積もると爆発する

だから、せめて寝かせて欲しいんだよ


避難所はプライベートがないって良く耳にする

家にいたってこんなだもの

相当、辛いはず・・・。



桜の季節なんだよね

この辺にはまだ見当たらない

でも学校では杏の花が咲いた

毎年当たり前のように咲いていた花が

今年も元気に咲く事は、なんだか大きな意味があるように思える

低学年の時、よく娘が用務員のおじさんに杏の実を貰って食べていた

何度も何度ももらって食べていた(笑)

食いしん坊な娘の姿が目に浮かんで可笑しかった



お花見はして欲しいな

とわたしは思う

やめないで欲しいな


こんな時だからやめずに、東北のお酒を飲む

そう言ってくれてる事がほんとに嬉しかった

こんな時だからやめずに、東北の物を買う

そう言ってくれてる事が凄く凄く嬉しかった


産地とか気にせず買い物していたけど

東北の物を買うように心がけよう

そう思った

それが復興への手助けになるのなら

何より美味しい地元のものもいっぱいあるし

会社や工場をもう一度やり直す、立て直す人たちの気持ちも

いっぱいいっぱい受け取ろうと思った

小さな事かもしれないけど

これも今の私に出来る事

続けよう



昨日の新聞は現実を突きつけられて悲しみが深くなった

数字では把握してたけど・・・

亡くなった方の名前が記載された紙面が5ページにも及んだ

まだ行方不明の方もいるのに・・・。

ほんとに悔しい


海を大事に、海に感謝して生活して来た人たちの命を・・・。

それでもまた海で生きなければいけない人たちもいるなんて・・・。

なんて残酷なんだろう


『被災された皆さんは、頑張らないで下さい

今はとにかく耐えてください

頑張るのは、元気でいる僕達です』

堀内さんが言っていた言葉が印象深かった


今も懸命にあの場所で戦ってる方の為にも

元気になろう

元気でいよう


そして元気になったら

その時は


精一杯、がんばろう



14時46分

黙祷・・・。