12月29日(火)、純が天国ヘ旅立ちました。


17才と5ヶ月…


頑張って長生きしてくれたんだ。








りゅうにいにが生まれる前から…


いや、かあちゃんが独身の頃に我が家にやってきた純。


甘噛みがひどくて、直すのに悪戦苦闘の毎日だったよ。


でも、ものすご~く賢いコでした。


新聞・チャンネル・コロコロ・ボール・ぬいぐるみ・お父さんのパンツ・お母さんの靴下…20種類くらい物を並べて、


「新聞持ってきて!」


「お父さんのくさいくさいのパンツ持ってきて!」


よく遊んだなぁ。


間違わずにドヤ顔で、くわえて持ってくる姿はビデオに残ってるよ。


うちの自慢のコでした。








2才の時に、5匹の赤ちゃんを産んだんだよね。


なんだかんだで帝王切開になってしまい、おっぱいもなかなか出なかったから、哺乳瓶で5匹を育てたんだよね。


3時間おきの授乳は、しんどかったけど、純が出ないおっぱいを嫌がらずに赤ちゃん達にくわえさせてる姿を見てたら、しんどいって言えなかったよ。






子犬達は、順番に里子に出して、うちには螢と五郎が残ったね。


夕方の散歩は楽しかったね。


時々、大きい公園に行って、フリスビーしたのも楽しかったね。


純はフリスビー大好きだったもんね。


五郎は、フリスビーできないくせに、よく邪魔をして純にマジギレされてたよね。


そんで、マジギレされると、すぐお腹みせて服従してたね。


そんなヘタレ五郎だったけど、純のコトが大好きだったんだよ。


寝る時は、必ず純のお尻に顔を埋めて寝てたもんね。


あいつ、マザコンだったよね。







ほーちゃんとは、なんとゆうか…相性よろしくなかったんだよね。


ほーちゃんは、少し性格が神経質なトコロがあって、家族以外の人にはなじめないコだったからね。


チャイムが鳴ると、おびえて吠えちゃうコだったから。


ほーちゃんと親子バトルして、純が病院送りにされたことがあったね。


頭と足噛まれて、出血しちゃって…夜10時過ぎだったから、家族もパニクりました。


かかりつけの獣医さんに電話して、傷とめてもらったんだよね、おっきいホッチキスみたいな器具で。


痛かったよなぁ。


ほーちゃんは、家族と目が合うと、コレでもかってくらい目を細めて、お尻フリフリしてアピール激しいコだったから、ヤキモチも甘えん坊も度を越してたんだよね。


純にケガさせちゃったのは、ほーちゃんの性格をうまくコントロールできなかった家族の責任だったんだ。


ゴメンよ。








ほーちゃんと五郎が続けて、天国ヘ逝っちゃって、うちは純だけになっちゃたんだよね。


あの時の喪失感は、ハンパなかった。


純も、いろいろ感じてたんだろうね。


五郎がいなくなってから、吠えなくなったもんね。


さみしかったよね。








去年の今頃から、歩行が困難になりつつあったね。


散歩も行きたがらなくなって、みるみる弱くなったね。


夏には、完全に寝たきりになって…毎日介護の日々。


食欲はあったけど、手で食べさせて水飲ませて…


お尻洗って、体と顔拭いて…


その頃から毎晩鳴いてたね。


お母さんと、私が様子を見に行くと鳴きやむ。


顔見ると落ち着くんだけど、1時間くらいするとまた鳴き出す…


昼間は一切鳴かずに寝てたみたいだから、夜になれば家族が揃ってるのわかってるから甘えてたんだね。


そんな生活が11月まで続いて…家族はみんな寝不足でヘロヘロで…純に安定剤飲んでもらうコトになったんだよね。


勝手でゴメンね。


暮れも迫ってきた頃は、純の様子でお別れの日は近いって感じてたんだよ。









12月29日、久々にゆっちゃん・ゆ~ま・ちんくんがうちで夕飯食べてくって日。


家族み~んなが揃った日を選んで、純は静かに永眠しました。


強かったね。


最後まで頑張ったね。










12月30日(水)、ほーちゃんと五郎が眠るペット霊園ヘ行きました。


火葬の前の、最後のお別れの時、純のまわりにお花をちりばめながら、お母さんと隆之介は静かに泣いてました。


私も、目と鼻と喉の奥が痛くなるほど泣くのを我慢してたけど、我慢できなかった。


17年、一緒に過ごした愛犬だから。





































純、ありがとね。