電池交換のサポートも終了したUWATEC PRO ALADINを改造して、電池交換可能にします。
ALADINは最も古いこの形を除きオイル封入式なので、電池交換費用の安い旧型の方が人気があります。
それでもSプロに吸収され、部品もないこの形はすべてのメンテナンスがサポート外になりました。
オイル封入しないこの形は端子付き電池ながら、交換しようと思えば半田付けは必要ですができます。
しかし電池ケースが狭く、電源ラインの取り回しが大変でAAの電池は付けにくいので、2/3AAや1/2AAを使う人も多いです。
そうすると電池交換間隔が早くなり端子付きを半田するのは大変なので、スプリング端子でMacの基盤電池の1/2AAリチウム電池を使用できるよう電池交換可能に改造しました。
イメージ 1必要部品です。
①単3乾電池1本用の電池ケース(ハンズで105円)
②押しバネ(線径0.8mm、コイル径9mm、バネ長23mm)(ハンズで2本141円)
③Mac基板バックアップ用電池(1/2AA、3.7V、1200mAh)(Amazonで1本280円)
あとは半田とグルーです







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電池ケースの端子部分をプラスチック版を残して+端子ー端子とも切り取ります。ニッパーを使えば簡単です。配線をつなぐリングを切らないように。










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①アラジンの電池ケースの蓋を開けて、電池を取り出します。
蓋は小型のラジオペンチの先を穴に入れて捩じるのがが最も力が入りやすくて開けやすいです。
電池は奥に収まってますが、振れば頭を出します。-端子から出てくるので、配線が短いので-端子を金属ごと電池から剝がさないと+側は出てきません。
②半田コテを使って配線を端子から外します。





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+配線には+端子、-配線には-端子を半田付けします。構造上配線を引っ張ることはないので、簡単な接続で問題ないですが、一応、半田付けします。










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電池が小さいのと、電池を押さえつけて接触を確保するために押しバネを+端子の背面にグルーで接着します。
接着しないで重ねるだけでも問題ありませんが、接着した方が端子が斜めにならないので作業しやすいです。


あとは電池ケースにバネを下にして+端子、+電極を下にした電池、-端子を入れて蓋をするだけです。