2016.11.12(土)国立能楽堂普及公演
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演目 狂言:二人袴  能:三笑
三笑は間狂言から始まる半能で李白や陶淵明、和漢朗詠集の漢詩が変形して使われている。解説にもありましたが「鳥飛ぶが如くに倦んで。還ることをや。知らすらん。」はどうみても「鳥飛ぶに倦んで還ることを知らすらん。」で「かくて流を枕とし。岩にロをすゝぎて。」は「かくて石を枕とし。流れにロをすゝぎて。」だが、意味を無視して変更したのは、出典に敬意を払って字を入れ替えたのか、謡の調子が良いようにしたのか、判らないようです。
能と狂言の組み合わせは、どちらにも珍しい3人の舞があるところですね。

     狂言:二人袴           能:三笑
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