2013年6月5日(水)6月定例能に行ってきました。
イメージ 1演目は「文荷」と「藤」でした。
「文荷」は言葉のしゃれの楽しさで、「恋しい恋しいを小石、小石と受けて、小石もこれだけ集めれば重い訳だ。」は、なかなか質のいい笑い声があがっていました。
「藤」は、「遊行柳」と併せて、能好きの試金石だと思っているので毎回緊張します。柳の精が季節の風景や感情の動きを美しく歌い上げる。季節が一回りしてまた、藤の紫の色に染まる喜び。謡曲自体が楽しめないとちょっと大変です。
 
イメージ 26月は合歓の木が繁茂してきて、これで全ての木が茂ったことになります。春の花がない中庭は緑一色です。