12月1日、普及能に行ってきました。
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今月は企画能が2週間あるので、普及能は異例の1日です。11月から3週間
は早いですねえ。
小林先生の解説は世阿弥の平家物語に対する執心を示していただいてよかったですが、女子高生がたくさんいたので、平家物語における公達各々の役割の中での清経の立ち位置についていってほしかったです。
狐塚は鳴子による鳥追いがありましたが、この風景は防鳥ネットが一般化するまで、ほんの40年前までの普通でしたね。
清経は武者といいながら、妻の元に現れた時点で運命については成仏しており、遺髪の受け取りの恨みであるため荒々しい舞は無く、フラットに滑らかに進んでいくのが、説教臭くなくていいという見方と、変化に乏しいという見方ができるでしょう。時間も短くて、1時間ちょっとでPM3時半以前に終了しました。
 
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今月の中庭は、何よりも楓の黄変が本格化してます。紅変まではもう1週くらいでしょうか。もうひとつは万両です。
万両の実が真っ赤になってました。冬の到来ですね。一方まだ石蕗(つわぶき)は咲いてましたが、萩は終わってました。