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10月28日(土)国立能楽堂へ萬狂言 秋公演に行って来ました。番組、宗論、魚説法、六歌仙。
今年を通じての八世野村万蔵三回忌追善も春夏と続いて三回目、行く度ごとに思ってはいけないのだが失った者の大きさを感じてしまいます。耕介は上手かったなあ。若いときから余裕が感じられる所作をしてたなあ。今回、萬は太一郎と二人切りでやったので、元から比較にならないので、直接衝撃は感じなかったんですが、でも六歌仙のような華やかなものでも、腹の底からの明るさが足りないように思いました。
腹の底から笑って、驚いて、怒って、悔しがって、それでないとワクワクできないです。

狂言でワクワクの典型は茂山千作、笑い顔だけでワクワクしてしまうのは凄いと思いますよ。