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10月14日(土)10月の国立能楽堂の普及能に行ってきました。演目は「素襖落とし」「小督」

千駄ヶ谷の駅前は凄かったですよ。教育基本法に関する反対集会があったらしく、電車が停まる度に凄い数の人が降りて来るんです。その人達はみんな同じ様な格好で、デイバック背負って幡さしもの用の突っ張り棒を持ってるんです。
いつものことですが、週末の普及能はチケットが安いこともあって満席です。他の公演もこのぐらいの価格だと来易いんですけどね。
素襖落としは忠三郎の酔い方は凄いんですけど、千之丞との小さなやりとりがお互いが楽しんでるようで特に良かったですね。
小督はストーリーに動きがあって、舞には動きが少ない曲だと思います。とにかく詩が良いので聞き入ってしまう曲です。特に折戸の中に入ったときの手紙のやりとりは動きがない分詩に集中できて聞き入りますね。