社員をサーフィンに行かせよう | おもしろきこともなき世をおもしろく!

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「社員をサーフィンに行かせよう ~ パタゴニア創業者の経営論」

やっと読みました。


パタゴニア社は、

世界で初めてシャツ等のコットン製品を

オーガニックコットンに代えたり、

ペットボトルからフリースを作ったのも同社が

初めての企業なんです。


同社の企業理念として

「企業が真に責任を負うべき相手は、誰なのか。

 株主か。従業員か。私たちの見解では、そのどれでもない。

 企業は本質的に、資源を生み出すもとに責任を負う。

 健全な自然環境がなければ、株主も従業員も顧客も、

 そして企業すらも存在しないのだから。」

という理念があり、


同社のミッションステートメント(行動指針)として

「最高の製品を作り、環境に与える不必要な悪影響を最小限に抑える。

 そして、ビジネスを手段として環境危機に警鐘を鳴らし、

 解決に向けて実行する。」

というものがあるんですが、


これが言葉だけでなく行動を伴っているところは、

同社の売上高の1%を地球環境保全のために環境保護団体へ

ちゃんと寄付をしてたりするんです。


利益の1%じゃなくて、売上高の1%というところが、

真剣さを如実に表してますよね。

売上高の1%を寄付することをコミットしてるなんて

なかなかできることじゃありません。


創業者のイヴォン・シュイナード氏は、

上場し市場から急成長を求められると、

そこに無理がたたって地球に悪影響を及ぼしかねないという理由から

「IPO(株式公開)は、しない!」と公言されています。


これは、IPO(株式公開)して株主にコミットするよりも

地球に対して、環境保全に対してコミットしたい

ということなのかもしれませんね。


何ともユニークな発想です。


また、本社は、カリフォルニア州のビーチの近くにあり、

日本法人は、鎌倉市にあるため、

本のタイトルのように社員をいつでも

サーフィンに行かせることができそうです。


「社員をサーフィンに行かせよう」

一見するととても楽しそうですが、

当然のようにやることは、やんなくちゃいけないわけで、

個人の業績を厳しく評価する制度設計がなされているようです。


そのようなメリハリの効いた制度があるから

同社ならではのユニークさが際立つのかもしれません。



イヴォン・シュイナード氏の地球規模で物事を考える視点を

企業経営に当てはめる壮大さに感服します。


この本のおかげで、

企業文化を創造する上でももっと大きな視点から

考えてみようかなと思い始めました。(^_^)v




社員をサーフィンに行かせよう―パタゴニア創業者の経営論/イヴォン シュイナード

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