前回は、コンセプトとファサードでしたが、今回はそこから一歩入ったエントランスをご紹介します。
シンプルな外観から、踏み入れると一転して機能美を凝縮したCBR600RRが鎮座しています。
この家を建てるときの第一条件が、
「バイクを家に入れられること」でした。
ポウハウスさんに決めたのも、それを最も得意としていて、僕たち以上に夢を描いてくれたからなのですが。
こだわりは少しありまして。
それは、
よくある
「ガレージのある家」ではない。
ということです。
生まれたときから、親父のCB500Tがあり、貧乏な時期も、長い間車さえ無い時期も、35年経った今もそれは実家にあって、あたりまえに、自然にバイクと暮らしてきた僕と僕の家族にとっては、バイクをカスタムしたり、いじったりという習慣がありません。
数ある趣味とは、ちょっと違う次元というか。逆に「バイクが趣味」と言う人から見たら、趣味には達していないというか。
メンテナンスはもっとしないとなぁ、と反省しきりですが。
なので、はじめは「シャッターから入れて、工具があって、ガラス越しに見えて、、、。」と描いてたものから、最終的には、人と同じ玄関ドアから入って、隔たりのない同じ空間にある。
という、いまの形になりました。
夜中に真上から照らす、一灯のオレンジ色のスポット。
ショールームのように、白く前後から陰影なく照らす二灯のスポット。
無駄を削ぎ落としたスポーツバイクの美しさと、生活をしていく上では無用の長物であるバイク、FACE3の第1の顔は、まさにコンセプトを反復しています。

