今作は犯罪者視点で描かれて、脱獄した犯罪組織のリーダー格の役で圧倒的主役感とカリスマ性とビジュアルと演技力、、、
強くて、怖くて、格好良くて、猟奇的で、とにかく魅力的、、、
目の表情でバチっとスイッチが入る瞬間が分かってホント素晴らしいし勉強になる、、、
筋の通った警官チームもおるんやけど、こりゃ犯罪チームが見事勝利して、この船は乗っ取られて脱獄は成功するわなぁ、、、
って分かるぐらいの圧倒的カリスマ主役感
肉食動物のよぅな衝動的なアクションで、それを比喩表現として、この
「オオカミ」
が
「狩り」
をするのねと、、、
ところがどっこい、、、
(↓ガッチガチのネタバレ↓)
え?
死ぬの?
主役なのに?
しかも そんなに残酷に?
死に様まで完璧に格好良かったけど、完全に両腕もげて首から上 潰れて無くなってたよ?
こぅなると
「実は生きてました」
みたいな展開 無理よ?
ほんで、あと1時間もあるよ?
ってな展開、、、
どぅなる?
どぅなる???
しかしね、、、
怒涛に次ぐ怒涛で、こんなにカリスマ性のあるヤツでも完全に存在しとったことを忘れるレベルの展開のオンパレード、、、
歓喜of歓喜でした
前半に丁寧に構築した人間関係を完全に ぶち壊しまくりの血祭り展開
なるほど、、、
ぶち壊すために あそこまで丁寧に描いたのね、、、
ドミノと同じで、一つ目を倒してから全てが倒れ切るまでの数分のために数十時間かけて並べるみたいな、、、
ちょっと楽し過ぎて、
「終わってくれるな、、、」
って、ずっと思って、、、
そしたらホントに それだけじゃ終わらんくて、、、
「えーーーー、、、お前、、、」
ってなって、
「えーーーーー、、、お、、、お前ぇ、、、」
ってなって、、、
現場の外回りのヤツは頑張りまくるけど、会社で指示だけしかせん上司が、もっと頑張る的な、、、
「事件は会議室で起きてるんじゃない、現場で起きてるんだけど、会議室は、もっと事件だし、もぅ解決しました。」
的な、、、
「レインボーブリッジ封鎖できませんって報告受けたから上司の俺が現場に出向いて封鎖しといたよ。」
的な、、、
ちょっと ずっと楽しくて、
【マッドマックス 〜怒りのデスロード〜】
に近い感覚でした
2時間ずっとクライマックスとゆ〜か、、、
ジェットコースター乗ったら、ずっとフルスピードで下り坂とゆ〜か、、、
休む暇を与えてくれんくて、無駄も無くて、、、
そして途中に現れる怪人のビジュアルも最高なのよ、、、
オオカミの特性を持ったヤツなんやけど、人としての感情は皆無で正に獣、、、
言葉も発さんし、痛みに対するリアクションも無く、、、
この怪人の生前の写真も出てくるんやけど、この優しそうな人が、こうなるのかと、、、
ムキムキのゴリマッチョでも無く、見るからに強そうでも無い感じとかホント最高、、、
後は やっぱり目がいいね
目がね、、、
ホッチキスで縫い付けてあって、言葉は愚か、顔の表情や目ん玉からも何も読み取ることが出来ん感じで、、、
やっぱ目ってホントに大事で、瞬き、目線、目の奥で感じ取るモノ、その一つで冷めたりするモンなんですよ、、、
映像だと特に、、、
だけど今作は目が見えてないのよ、、、
その見えてない目が素晴らしく恐ろしい、、、
気になるビジュアルはコチラ
はい最高
なるほど、、、
「オオカミ」
が
「オオカミ」
に
「狩り」
をされるのね、、、
「ハブ対マングースの戦いと思って、どっちが勝つか手に汗握って見とったら、ゾウさんが来て2匹とも踏み潰した映画、、、」