昨日書いた会話は黒ひげ危機一髪の続きですね。
そのブログを布団圧縮袋なみに圧縮すると、会話はキャッチボールではなく、相手の興味を探ることであって、それすなわち黒ひげ危機一髪と同じだよ。
黒ひげ危機一髪は略して黒・髪だよ。
んで、黒・髪の穴(相手の興味)を1つづつ刺していってピョーンって黒ひげが飛んだらその話を深めようよ。
そうすると話が沈黙なく続くよ。
で、その何個かある穴を紹介するね。
って書いた続きなんですね。
んでね、こう書くと相手の興味を探る=相手の趣味を聞くみたいな流れになると思うじゃないですか?
そう流れると思うじゃないですか?
ちゃうんすよ。。
なぜなら、単純に趣味を聞いたら
話がすぐ終わるから
「趣味なんですか?」→「テニスなんです」→「ほおーテニス!」(何聞こうかな。。やったことないし、やべえな)→「老後もできていいですね!」→「・・・」
みたいなことになるかもなのでね。
では、ご紹介していきます。
〜黒ひげ危機一髪の第1の穴〜
-キャラを勝手に設定する-
これはめちゃくちゃ使えますよ。僕もよくバーカウンターで使ってます。
勝手にキャラを設定すると会話はこうなります。
(ここでは初対面の女性を対象にしてますが、あとでちゃんと男性対象のことも書きますね)
僕「そういえば、なんか昔なんか悪いことしてました?」
女「え?どういうことですか?」
僕「あ、なんか気悪くしたらほんまに申し訳ないんですけど、モト・ヤン(元ヤン)ですよね(外人の名前風にアクセントをつける)」
女「違いますよ〜」
僕「あ、違いますか?すみません気を悪くしたなら謝ります!んで、名前って鈴木紗理奈さんでしたっけ?」
女「ちゃうっちゅーねん!笑」
これ、先週2回使いましたよ。違うご新規のお客さん2人に。
んで、このキャラ設定の一番の効果は、笑ってくれるから話がしやすくなること。
笑いの効果はほんまに抜群なんすよ。というか逆に笑いなしの初対面の会話はハードル高すぎるんですよ。あの棒高跳びの帝王セルゲイ・ブブカも「笑いなし?それはハードル高すぎるわー。棒なしで棒高跳びするみたいなもんやんか?ゲイだけに。」って言いますよね。
●注意点
①あくまでも近いキャラを言う
②気を悪くしてそうなら、逃げる言葉を作っておく
①はあまりに違うと場が冷めるからです。②の逃げ言葉は「あ、いい意味でですよ」とかいけると思います。「すいません」は、より寒くなるので禁句です。
そしてこのキャラ設定のもう一つの効果は何回も使えるということです。
たとえば、
ステーキナイフをもって食べてたら
「やっぱナイフってそうやって握ると刺しやすいんですよね?」
とか、
ネイルしてたら「爪にもタトゥー入れるんすね?」とか言えますよね。
●注意点
あんまりしつこく言うと面白くないので、適度に入れていく
そんな感じですげえ使いやすいんですよね。
んで、男性のキャラの例はこんな感じ
●先生っぽいすね?
●王子っぽいすね?
●火星から来ました?
●そっちの方ですか?(顔に指で線をいれて)
●そっちの方ですか?(手のひらを返して顔に添えて)
●ケインコスギさんですか?(マッチョに)
●斎藤さんですか?(慎重に)
●いい体してるわね(意味深に)
ふざけてないですよ!
ただ、キャラは無限にあるのでぜひ勝手に設定してみてくださいね!
