こんにちは、きんじょうです。
いちばんモテる口説き文句。。この手の話はたくさんありますね。
ただ、今回はテレビ番組の司会もつとめる、人気心理学者リチャードワイズマン博士の〝Quirkology〟で述べされているおもしろい心理実験や考察をもとにモテる口説き文句をご紹介したいと思います。
100人の婚活パーティーでの心理学実験
50人50人の独身男女を集めてイギリス・エジンバラの豪華ホテルで開催されたパーティー。
長テーブルに男女わかれて座り、1人3分づつ話すと言う形式で、のちに1500枚以上のアンケートを集計するというものでした。
最終的にいちばんモテた男女は、全てのお相手からもう一度会いたいと望まれ成功率100%だったそう。
さてさて、実験データからいちばん効果的な口説き文句を抽出する前に、さきに紹介するのは嫌われ者の口説き文句(T . T)
みなさん、わかりますか?
まず「ここへはよく来るの?」というありきたりなもの。
そして、「僕は博士号を持ってます」とか「友達にはパイロットがいるんです」という自慢話で泥沼にはまっていました。
ん〜自分を振り返ってなんか覚えがある(笑)過去の自分に教えてやりたい(^_^;)
そして、いちばん人気のあった男女の口説き文句。
恋の達人は変わった方法で相手の話を引き出していました。
男性は
「君が有名人そっくりショーにでるとしたら誰になりたい?」
女性は
「ピザのトッピングになるとしたら、何になりたい?」
でした。
ポイントは〝親近感〟
なぜ、このような風変わりな質問が人気をさらったのでしょうか?
そのヒントはストローと変な声に関する変わった実験にありそうです。
2004年に心理学者のアーサー・アロンとニューヨーク州立大学ストーニーブルック校のバーバラ・フレイリーが見知らぬ人同士をペアにして変わった行動をとらせました。
1人は目隠しをして、1人はストローをくわえて(変な声になる)ダンスのステップを目隠ししてる人に教える。
ここでの意図は2人を笑わせるところにありました(変な声なので)
その賑やかな実験はさらに続き、次はテレビコマーシャルをじぶんの作った言葉でモノマネ(替え歌みたいなものでしょうか。。)するように言われます。
もう一つグループには、目隠しもせず、ストローもくわえさせず、造語もなしの普通の英語でモノマネをさせて、アンケートを取りました。
その結果、笑わせたグループの方がはるかにおもしろがられた上に、「あなたのパートナーにどれくらい親近感を持ちましたか?」という質問にも笑わせたグループの方がはるかに強い親近感を持ち、相手に魅力を感じたということになりました。
婚活パーティーで人気抜群だった口説き文句には、口にストローを加えて変な声を出すような効果があったのでしょう。
要するに、愉快な経験を共有すると親近感が生まれ、魅力的に感じるようです。
実際の合コンで感じること
はじめの実験は3分間の制限があったので、親近感がとても大切な要素だと思います。
お笑いで言う〝つかみ〟のようなものでしょうか。
合コンにしてもせいぜい2時間の制限があるので近いものを感じます。
はじめの自己紹介で硬い紹介をしてしまうと、仲良くなるスピードが遅くなることが多いんです。
はじめの硬い紹介によって、周りも固めになる上に自分自身もその自己紹介に縛られてしまいます。
このワイズマン博士の実験は、それをわかりやすくしたものです。
この結果をもとに、あらたにみなさんの口説き文句を考えてみてください。
ポイントは愉快な経験を共有する!ですよ😊
