友人の下地均さん(映像作家)から
「芭蕉布の番組を制作するので手伝って~」
と誘いがありアドバイザーとして参加しました。

 

9/12(日)11:00~11:30
琉球放送RBC【ウチナー紀聞】
「風をまとう~芭蕉布~」

 

那覇市に沖縄琉装苑を開店して
18年目に入りますが、お世話になっている
「よへな商店」さんは老舗の呉服屋さんです。


創業71年目のよへな商店さんは
琉球絣や久米島紬、紅型などの
反物から小物まで取り扱っていますが
芭蕉布の予約注文も受けています。

第二次世界大戦で焼失した那覇の街を
復興させてきた「女性」たちは
たくましく商売をしています。

創業者の名物女将さんもその一人で
ビジネスセンスのある方だったそうです!

そして、生活が大変だったので自分で織った
芭蕉布の反物をヤンバル(沖縄北部)から
売りに来ていた女性がいた事など
貴重な話も聞くことができました。


 

インタビューを受けた
饒平名(よへな)さんの衣装は
芭蕉布で織られたものですが
胴衣(ドゥジン)という上着です。

沖縄は暑い時期が長いので
着物を羽織ることで温度調整を行っていました。

だから、琉球の衣類の基本は
「重ね着」で幅の太い帯は締めません。

ちょうど、日本で朝貢が行われていた
天平時代の衣類みたいな
二部式のスタイルが琉球の礼服になります。

今回の取材を同行して感じたのは
沖縄の染め織り物は気候風土に合った
琉球の着物のお仕立てが
とても着やすいということです。

これをきっかけに
私も芭蕉布で何か製作しようと
考えている最中です!



もしかしたら、私も一瞬、
番組に出るかもしれないので
是非ご覧くださいね~

9/12(日)11:00~11:30
琉球放送RBC ウチナー紀聞
「風をまとう~芭蕉布~」

【よへな商店】
沖縄県那覇市牧志3丁目3-7

098-863-2832