みなみまお(一般人)のブログ

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鬱病を克服するにあたり、鬱病とは何かを知る必要があります。それが理解ある程度理解できないと
次に進めません。
また、鬱病の接し方には、それなりの理由があります。そこを理解しないとうわべだけの支援になり、かえって本人を苦しめます。
鬱病とは何か、前のブログで言ったように、人間本来ある劣等感、孤独感、否定感が人より強く作用するということ。
これにつきます。
これらは、鬱病に限らず誰しもが感じることであり、当たり前の無くてはならない感情です。
劣等感や否定感により、さらに自分を高めようと努力することも大切ですし、孤独感があるから仲間を求めようとします。
健常な人でもこのような感情が必ずあり、それを自分なりに色々なことで「自分」で克服していきますが、鬱病の人は自分の力では出来ません。
これが病気です。
脳の機能障害か、伝達物質に問題があるかは、まだはっきりしていません。しかし、「病的」であるということです。
以前彼に何気ない注意をしたところ、信じられない位の自己を否定するようなメールが送られてきたことが何度かありました。
痴話喧嘩や、不満をもらすと全て自分を否定的にとらえ、何もそこまで思わなくても…と感じる位の自己を蔑んだ文章だったのです。
後、別れ話になり、一旦別れた後、私も落ち込みましたが、仕事はできましたし、次の日食事も普通に取れ、眠れましたが、彼の場合は仕事を2日休みま
した。
「別れ」の捉え方に随分差があるのは、彼が鬱病であるからです。
このように、鬱病は、色々な変化を自分で処理することが困難である病気であるのです。
抗うつ剤などの向精神薬で、鬱病の仮説であるセロトニン不足を補い、症状を抑えるということになりますが、これでは、薬の依存性で体調が悪くなるばかりで、何の解決にもなりません。
薬というのは、症状を抑えるに過ぎないのです。
勿論症状を抑えるのは、本人の生活の質をあげることで必要なのですが、根本的なものを解決していかないと鬱病を克服するのは難しいと思います。

鬱病を克服するには何が大切か…
周りに支援や理解してくれる人を一人でも多く持つ。鬱病患者自身が安心する環境を作ることにかかってきます。これには、周りの理解と協力が必要になりますが、何より一番大切なのは、鬱病患者自身が鬱病を理解し、勉強し、自分自身の考え方の癖を少しずつでも変えていくことです。
本来障害者、精神病患者には、健常者のトップダウンによって理解を深め、その人達の立場を考えていくのが支援でありますが、障害者、精神病患者自身も自分なりの努力で階段をひとつ上がることがは必要です。
つまり鬱病の方達も自分の病気は何なのか、なぜ自分がそうなったのか知る必要があります。
そして、自分の傾向は何なのかを理解し、それを変えていくことで精神が安定していきます。
鬱病に必要なのは、

頑張らなくていい

完璧でなくていい

人間全てに好かれなくていい
ということを頭のすみにでも置くことができれば、
病気の回復に大きく貢献します。
それには、周りの人達がこのような実例を本人に見せてあげることが出来ればと思います。