さて、昨年売れた漫画本では紙媒体よりも電子媒体の方が多かったそうだ。
俺自身で振り返ってみても、電子媒体で漫画を買うことが多くなった。
ちなみに、端末に入っている漫画本は既に二十冊を超えている。
紙媒体だと、どうしても物理的に存在しているせいで、本棚を占領して行ってしまう。
段ボール箱に入れても、所詮は要領の限界を先延ばしにする悪足掻きに過ぎない。

そんなこんなで、最近買い始めた本は出来るだけ電子媒体の物を選ぶようにしている。
ただし、紙媒体で買い始めた物は、そのまま紙媒体で買い続けている。
そうしないと、読み返そうとした時に延々と探す羽目になるかも知れないからだ。(読み返すことは希だが、念のために)

そうそう、もう一つ。
電子媒体の漫画の場合、紙媒体よりも安いことが多いので経済的にも優れていると思う。
特に俺のように、十年以上所持していて、いざ古本屋に売ろうとしても値が付かないと言うことが多いと、明らかに電子媒体の方が有利だ。

ただ、電子媒体にも問題はある。

最大の問題が、技術的に成熟していないせいなのか誤作動が多いことだ。
アプリケーションの再起動が必要になったことが何度か有った。

次の問題と言えば、やはり電気がないと動作しないと言う事だろう。
無線接続を切っておけば、それなりに長い時間稼働することは出来るが、紙媒体の物よりは明らかに短い時間しか読むことが出来ない。

後上げるとするならば、クレジットカードがないと読めないことだろうか?
しかも、どれだけ買ったかは明細書が来ないと分からない危険性がある。
ご利用は計画的にと言うことだろう。

とは言え、正しく使い、都市基盤設備がしっかり稼働している状態ならば、明らかに電子媒体の方が有利だ。
だから、これからも出来るだけ電子媒体の漫画を買おうと思っている。

文字が多い物も試供品で読んでみたのだが、こちらは何故か性に合わなかったし、眼の疲れ方が激しかったので文字が多いのは今まで通りに紙媒体になるだろう。
最終的には、個々の状況で使い分けることになる。
いや。そもそも俺は、紙とインクの匂いが好きだから、紙媒体の本から離れることは、よほどのことがないと無いと思う。


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