~~ 僕はあの素敵な笑顔を生涯忘れることは無いだろう ~~
 
・・僕の初恋は、中学一年の時だった。
 
クラスのヒロイン。クラスのほぼ全ての男子の注目を集めるその子は、綺麗な顔立ちでの笑顔がとても素敵な、明るい子だった。
 
僕もたちまち惚れてしまい、毎日少しでも話がしたくて、彼女の笑顔が見たくて、
 
休み時間となると彼女のところに出向いていっては、前の日から考えていたボケをかましては、彼女を笑わせることにいつも夢中になっていた。
 
 
そしてその笑顔は、あの放課後の、あの時のことであった。
 
 
校舎から部活の場所へテクテク移動する間に、彼女の部活、バトン部のそばを通ると、彼女がバトンを振り回しながらチアリーディングの練習をしていた。
 
かっこいいなぁ~~、と見とれつつも、さて、また笑顔をゲットするためと近寄って、また昨日考えておいたボケをかましてみる。
 
すると、きた~~!いつものあの素敵な笑顔!
 
 
その時の笑顔はいつもとなく、また一段と輝いて見えた。
 
 
奥の深い瞳、
 
可愛らしく笑う口元、
 
そして白く綺麗に見える歯並び、
 
そして、その前歯についていた色鮮やかな
 
青のり・・・
 
 
・・・、僕はあの素敵な笑顔を、生涯忘れることは無いだろう ・・・