講師の新田です。


先週から、京都大学の入学試験中に質問箱に問題が書き込まれ、


試験時間中に回答が書き込まれていた事件。


今日になって、犯人がほぼ特定されたそうです。


http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/web_exam_leak/?1299042480



京都大学が警察に被害届を出したということは聞いていたのですが、

カンニングが刑法的には何罪が成立するかは実は結構微妙な問題のような気がします。

実は昔も、いわゆる「替え玉受験」なんていうのはありました。

最高裁はこの替え玉、つまり受験生ではない別の人がその人のふりをしてもぐりこんで回答すると、

私文書偽造罪が成立しうるとしています。(受験番号・氏名などの名義を偽っているので)

しかし、今回のようなカンニングのような場合は、名義を偽っているわけではないですし、

業務妨害罪くらいしか思いつきません。(入学試験という公正な入学者選定業務をじゃましているので)

ともかくも警察が動くと意外にあっという間でしたね。


一番最初は、なんで携帯で長文和訳問題とか打ってるんだろうと思っていましたが、


おそらくスマートフォンとかの動画撮影の昨日を使って別の人に画像をよみとってもらい、


その協力者がPCなどで投稿したみたいですね。


いくら匿名サイトだとしても、アクセス履歴などをプロバイダーが公開すればちゃんとばれちゃいますからね!


今回は、yahoo質問箱という、だれでも質問と回答をみられるサイトを利用したので犯行が明らかになったのですが(不特定多数に聞いたほうが早く解答が得られるでしょうから)、


この協力者がたとえば大学生や雇ったアルバイトなどだったとしたら犯行がそもそも発覚していなかったかもしれません。


これからは携帯電話もそもそも試験会場に持ち込み禁止になったりするんでしょうか。


ばれてもばれなくても、カンニングはゼッタイにやっちゃだめです!


そんなので乗り越えてもその先なんにもいいことありませんよ!


きっと今回の犯人の高校生も、ニュースなどで自分のハンドルネームがうつしだされるたびにおびえて、この1週間眠れなかったと思います。


自分の志望校なんだから、自分の実力でいきましょう!