↑今でも毎年クリスマスが近づくと話題になる
JR東海のCMのクリスマス・エクスプレス

自分なんかは考えられないですが、
今の若者には、
このCMの存在すら知らないのですよ(笑)

ちなみに、
「兄は夜更け過ぎに、ユキエと変わるだろぉ・・」
っとオカマバーに行く兄の事の歌らしいです。
↑ウソです

1988年から1992年にかけて放送され、
「クリスマス=恋人と過ごす日」、
という風習を定着させたCM史上最大のヒットシリーズです。

っで2000年には限定復活も果たしています。

シリーズを代表する第1・2作のロケ地は「名古屋駅」。
撮影が行われたホームやコンコースなどは当時とほとんど変わらず残っているのですよ。

でも実は牧瀬理穂さんの隠れた柱は実際には存在しないセットの柱だったのです。

実はシーンごとに違うプラットホームなんじゃないかとか、
映像の片隅に2時20分の時計が映ってたり、
朝7時02分発の発車掲示板が映ってたり、
駅構内を実際とは違うコースで逆走してるんじゃないかとか、
このコースを走ったなら北口に行くはずなのに南口で待合せはオカシイとか、
乗客が降りるシーンのホームは岐阜羽島駅なんじゃないか、
みないた鉄道マニアからの指摘があり、
3作目以降は駅でのシーンはなくなり、
ついにはスタジオでセットを仕込んでの撮影と至ったのですよ

っで実物の現場ロケを行ったとあって、
当然ロケは終電の行ったあとの真夜中ですよね。

だから牧瀬理穂さんの走るシーンで、
駅レンタカーのシャッターが閉まっている間違いが指摘されてます

お客さんのいない真夜中に撮影するのは当たり前ですが、
JRにロケの許可申請するのはかなり難しいです。

以前、旅番組のロケで、
一人の技術スタッフが風で台本の紙を飛ばした事が原因で、
それを遠くから見た新幹線の運転士が、
不審物と間違って緊急ブレーキをかけた話がありますから・。

さてこのCMのポイントはまだ携帯電話の無い時代の話。
切符を切る改札口の駅員さんや、
機械式の行先掲示板や、
安全柵の無い駅のホームや、
緑色の公衆電話や、
100系の新幹線は懐かしいです

そしてキャッチコピーも最高・・。
1988年:「帰ってくるあなたが最高のプレゼント。」
1989年:「ジングルベルを鳴らすのは帰ってくるあなたです。」
1990年:「どうしてもあなたに会いたい夜があります。」
1991年:「あなたが会いたい人も、きっとあなたに会いたい。」
1992年:「会えなかった時間を今夜取り戻したいのです。」
映像的もバブル期全盛期で製作費もかかっているし絶好調な日本って感じ?ですね。




↑CM中の名古屋駅


↑CMと同じ位置の自動改札機に変わった今の名古屋駅






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■ ■・・・・YOUTUBE仮置き場・・









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