(文章著作権 水野直樹)


ペタしてね









↑●リトマースが歌う「恋の火曜日 五時間目」

日テレのテレビ制作スタッフだけで結成された、
グループ名「リトマース」が話題を呼んでますね。

番組「所さんの目がテン!」の企画物で結成されたコンセプトは理系女子アイドルです。

最初は軽~く考えた企画だったものが、
いよいよ本格的に注目されてきたのかな?

以下、女性アイドルグループの作り方講座~。

まず、なぜ故に最近のアイドルは、ソロでなく、
数名という大所帯でグループ化させるのか?

一つは聴衆側の多様化する好みにマッチするからです。
様々なキャラがいた方が好きになってくれる可能性が増えるという事。
またその日の気分で今日はこの娘みたいな事にも対応可能だからです。

今の時代、歌が上手いだけとか、可愛いだけとか、演技が上手いだけとか、
一つだけでは受け入れる事が難しい時代の様ですネ。


↑そんな中にも個人個人の個性として担当カラーを設けます。
リトマースの場合はムネのリボンの色の違いで見事に振り分けてますね


↑歌の振り付けの場合、「恋のルーペ♪」の部分で、手でルーペを表現してますね。
この様に歌詞に合わせた振り付けは効果的です。

その他、他の例として歌詞に合わせて手でハートマークを表したりね。


↑手拍子の振り付けも重要です。
その部分はライブと時に観客も手拍子ができる場面なので一体感が生れますから。


↑観客に向けて指を指す振りも重要です。
ライブの時に自分の方に指されたら疑似とはいえ、なんだか告白された気分になりませんか?



↑あとは歌手はライブ時に効果的にお客様を見つめる場面を設けます。
自分だけ見つめられたら、告られた気分になって優越感に浸りますからね。


↑振り付けと言えば、手のひらをお客さん側に見せる場面、
これは「相手に私は心を開いてます」という表現です。
他の歌手でもこの様な振り付け場面はありませんか?

ちなみに、
メイクはナチュラルメイクが基本です。
親近感がわきます。
ドギツイのはちょっと引きますね。

そして、
最近の女性グループは学校の制服風が多いです。
これなら、同年代の中高生にも親近感で人気が出るし、
おじさん世代にもかつての記憶の中の懐かしさで人気が出ます。
学生服って日本ではずーーと昔から続いている文化なのです。


↑プロモビデオの中に1秒程度で、ドッキとする映像を入れると人気が出ます。
太ももとか男性が見つめたい部位は効果的なんですね。
その他、セクシー部位はあいだあいだに入れていきますよ(笑)

違う例として、男性アイドルグループのプロモビデオの場合は、美女をゲストで登場させて、
これで男性ファンも取り込む手法で売上げ倍増を狙えます。
ちょっと古いけど洋楽のデュランとかワムなんかそうですね。


↑上からの俯瞰(ふかん)ショットは、映っている女性が弱い立場っぽくなる雰囲気なので、
したがってこの女性を守ってあげたいという表現が表されます。

ちなみに髪型はツインテールが原則。
幼い顔立ちになり、それだけで可愛くできるのです。


↑逆に下からのショット(あおり)はこの女性に甘えたいという気分にさせます。


映像表現をする際は、この二つの事を覚えていて、それをふまえて撮影するだけで意味を持つ事が出来ますよ。


↑ビデオの中で疑似恋愛という効果的表現。
下駄箱とラブレターというシチュエーションとなってます。
なぜか自分の下駄箱なんじゃないか?と勘違いしてきそうで、まずます可愛くなってきますね。
そう、何か自分自身がその当事者になっている気分にさせられます。
(ロールプレイ効果)


そうですね。
ダンスは保育園でお遊戯でも使えそうな簡単な振り付け。
誰でも口ずさめる簡単なメロディライン。

しかも振り付けも彼女たちが腕を振っている場面も多く、
ライブの時の観客の男性ファンも一緒に同じ振りができる様になっている。

全部、計算されてるなぁ・・。

ちなみに、
リトマースというグループ名の意味は、リトマス試験紙と数学を合わせた造語。
少し凝ったグループ名にし、その語源を知っている方は友人に自慢して、優越権に浸れるといった計算です。


ちなみに、
今回の歌のタイトルが、
「恋の・火曜日・5時間目」
見事に3・4・5となっています。

ヒット曲のタイトルは3・4・5となっている場合が多いのですよ。

あ、字数を数える場合は「a i u e o」の母音で数えます。
なので「ぎゃ」は「Gya」なので1つと数えます。

ちなみに、
歌詞の作りかたとして、
「僕の未来・・」と書くより、
「まだ見ぬ未来・・」と書いた方がなんだか世界が広がりませんか?

また、
「君は僕の大切な人です」より、ちょっと順番を変えて、
「大切な人です。君は僕の」と表現するだけでも印象が変わりますね。

「ずっとそばにいて欲しい」より
「ずっと、ずっと、そばにいて欲しい」と繰り返しフレーズもいいかもですね。
サビの部分で使う反復法ですが。

「太陽の様な君の笑顔」という明るい比喩は直喩。
「人生は終わりなき旅路」は暗い暗喩です。

日本人の場合、暗くて、苦しい方が好まれる?(笑)
「人生、楽ありゃ苦もあるさ~」みないな・(笑)
僕の場合は、
「人生、苦もなきゃ楽ばかり」がいいなぁ(笑)


↑という事を勉強した上でこのAKB48のビデオを観ると非常にわかります。

手の平を見せ、
手でハートマークをつくり、
手拍子をし、
指を指し、
上からの俯瞰カットもあり、
見つめられるカットもあり、
ドッキとする太もものサービスカットもあり、だね



↑パヒューム(Perfume)の575の歌詞は良いですね。
ラップの部分まで575で統一されているあたりは才能あります。

2008年に私のブログの記事の中で、まだデビュー当時のパヒュームの事を書きました。
あの当時は「初音ミクの生きた人間版」と表現した自分。

そして数年後に今日のこの記事を読み返した時に、
今の時代の芸能状況を思い出す時にどう思うのだろうか?

その時のマイブログの過去記事の「パヒューム」の話題はこちらをクリック。
http://ameblo.jp/ryuseinaoki/entry-10159183000.html






↑俯瞰(ふかん)ショットは守ってあげたい気分にさせます。
(バードアイともいう)

静止画カメラで自分撮りする時は俯瞰の方が可愛く写ります。
目が見上げる感じになりパッチリとなるので。
カメラの位置は相当かなり高い所に設置する感じです。

ちなみに自分撮りするときは、目をつぶって、目を開けた瞬間のにパッチとシャッターを押した方が、瞳孔が大きく開いているので可愛くなります。

あとは、レフ代りに、白の紙を顔の近くに置くとか、白いカーテンとの近くで撮影するとかで、照明効果で顔を明るくあてた方が影が消えて可愛くなります。

照明の光で少し顔を白く飛ばした方がいいかもです。

そして黒目の服の方が顔が白くなり可愛くなります。

しかも顔の横でピースサインをして、そのピースサインを顔の前に出すと、手が大きく顔が小さくなり小顔で写りますよ。

一番いいのは、ベットに寝転がり、高めの枕を頭に敷いた状態で自分撮りすると、俯瞰ショットになるので良いのかも。


↑俯瞰(ふかん)ショット
桃色れくさん、画像をお借りしました。




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