ハイレゾ　今の音楽業界と家電業界の切り札？

今回の話題は「ハイレゾ」です。
今、家電メーカーと音楽業界の間では話題となり、普及が本格化してるみたいですね。

っあ、ハイレゾと聞いて顔を赤らめた方は間違ってます。
それハイレグです。

ハイレゾとは、ハイレゾリューション・オーディオの略で、
簡単に言えば今の音楽ＣＤより良い音で聴けるという事です。

今までのＣＤでは再現が出来なかった、細かく小さな音まで再生が出来る。
メーカーが言うには、「ＣＤでは再現できない空気感や臨場感まで表現できる」との事。

っで、ちょっとまてって感じですが、
今までのデジタル音楽ＣＤでは、全ての音が記録されていないって事ですか？

そう、
ＣＤではデータの制限が設けられていている事が理由です。
最大の違いは２点

サンプリング周波数が、ＣＤは４４．１ＫＨｚ、ハイレゾは１９２ＫＨｚ
量子化ビット数が、ＣＤは１６ビットで、ハイレゾは２４ビット
つまりハイレゾは原音に近い状態で記録再生が出来るという事です。

っでハイレゾの圧縮方式が、ロスレス圧縮の「フラック方式」

ちなみにMP3は、ロッシ―(非可逆)圧縮という人の聴感心理に基づいた圧縮なので符号の一部が欠損し厳密には元に戻る事はない。

WAVという完全非圧縮だと曲名や演奏者の情報を付加できないので不便。

なのでハイレゾでは、曲名なども付加が出来て、良い圧縮のロスレス圧縮の、フラックを採用しているのです。
以上の件、わかりますか？（笑）

しかし普及には障害が多いのも事実です。

ライブラリーサイズが今よりの２４倍も大きく、その分、記憶媒体のデータ量が食われてしまう事。

また、自宅にまともなオーディオ製品を揃えないと、ハイレゾ音源を購入する意味がないのでマニアにしか普及しないという点。
（高価格なスピーカーとか、高価格なヘッドホンとか、自宅の部屋のスピーカーで聴くにもまずタンスや生活雑貨が無い専用のリスニングルームが必要？）

てか、今の従来の音楽ＣＤでも、
それなりに高額のオーディオ製品があれば、けっこう良い音で再生出来ている事。

そして何より、音源なんかにお金をかけない若者達ばかりだという事。
（低品質でもＹＯＵＴＵＢＥなら無料だから、それでＯＫとか？（笑））

なので、ジャズとかクラシックとか、ビートルズの懐メロを、
再度、高音質で聴いてみて、かつてのＣＤでは再生出来なかった音を聴いてみたい・・、
みたいなハイマニアックな方達しか普及しないだろうって感じです。

なにより、１０年前に登場したＳＡＣＤ(スーパーオーディオＣＤの略でこれもある意味ハイレゾ音源だった)が、
超オーディオマニアしか流行しなかった失敗談があるだけに・・。

もしかしたら、
お金をかける事に惜しまないアイドルグループファンには売れる可能性もあるかもですが。

そしてなにより、今の音楽業界が、
CDが売れないことからの資金不足によって、制作費のかからないベスト盤やカバー曲が増えている事も事実です。

メーカーの売り文句の、
「ハイレゾは細かな息遣いなどアーティストが意図した音を忠実に、まるで目の前にいるかのようなリアリティー感で届けることができる・」
どこまで普及するのか、その結果は１０年後にはわかるのでしょうか？

あのかつてのオーディオ名門ブランドのテクニクス(松下・ナショナル、いわゆるパナソニック)もハイレゾ製品で復活の様ですしね。

そもそも、従来の音楽ＣＤとハイレゾを聴き分けた時、ほんとに良い音ときちんと認識できるのかなぁ（笑）？

最後に指摘しますが、
音楽配信サイトからハイレゾ音源をＰＣへダウンロードしても、粗悪な千円程度のヘッドホンで聴くのでは無意味です。

高級なUSB-DACとか、高級なヘッドホンアンプや、高級なポータブルプレーヤーや、高級なヘッドホンかスピーカー等、周辺機器が必要です。

それは、旧式のオンボロ車にハイオクガソリンを入れても殆ど無意味な事と同じ感じ？。

まずは、家電量販店でハイレゾフェアーを開催しているので、そこで実体験してみる事から始めましょう。

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それでも手軽にハイレゾを楽しむために機種を選択しましょう。

↑まずがハイレゾに対応のヘッドホンから。
ソニーのサイトの上の金色のハイレゾ対応のならＯＫです。
※ヘッドホンは値段やカタログの雰囲気より、量販店で実際に好きな音楽で試聴して自分の好みに合った物を選んだ方が良いです。
■ソニーのヘッドホンのサイトはコチラをクリック

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↑ソニーのポータブル音楽プレーヤーも良いかもですね。
■ソニーサイトはコチラをクリック

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↑アイリバー社のポータブルオーディオ製品も良いかもです。
■アイリバーのサイトはコチラをクリック

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↑パソコン環境でより高音質で音楽を楽しむためにUSB-DACが良いです。
USB-DAC(デジタルアナログコンバーター)とは、
USBでパソコンと接続して、
パソコンで再生した音楽を、直でデジタルデータのまま受け取り、
良質なアナログ音声信号に変換して、
オーディオ機器(ヘッドホン)へ出力する機器。
フォステックス社のこの製品なら手軽な値段で楽しめます。
※パソコン側のコントロールパネルで音の出力先の設定をちょこっとするだけなのでだれでも簡単です。
■フォステックスのサイトはコチラをクリック

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↑アイフォンなどへのヘッドフォンアンプならこんな製品はいかがでしょうか？
英国のブランドのアイファイオーディオ社の iFI nano iDSDです。
■アイファイオーディオのサイトはコチラをクリック

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↑ハイレゾの性能に対応したミニコンポでは、ＪＶＣケンウッドのEX-N50が良いかもです。
家庭内ＬＡＮケーブルと繋いだり、アイフォンと繋いだり、ＵＳＢメモリーと繋いだり、いろいろ楽しめます。
※この製品はネット接続する際に設定の知識がないとちょっと困難の様ですよ。
■ＪＶＣケンウッドのサイトはコチラをクリック

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