東急ジルベスタ―コンサート 2012~2013
エルガー作曲・威風堂々
英国の作曲家エドワード・エルガーの代表作のひとつです。
この曲は英国の第二の国歌として愛唱されています。

あけましておめでとうございます。
今年もどうぞ宜しくお願いいたします。
このブログもなんと9回目のお正月を迎える事が出来ました。
今後とも宜しくお願い致します。

とつぜんですが・・、
夜中に高速で疾走する電車を見ると、パンタグラフと電線の間でパチパチと閃光が飛びます。
電車本体の揺れでパンタグラフと電線が離れた瞬間にピカっと光ります。
専門的にはアーク放電と言うのですが。
この光ってどの様な原理で発光するかご存知ですか?

それは電流という大きなエネルギーの塊(電子)が、空気中(酸素・窒素)に衝突します。
すると酸素・窒素は電子のエネルギーを受けて高いエネルギー状態になります。
物理用語的には励起状態(れっきじょうたい)というのですが。
ところが、この高いエネルギー状態はすぐに放出して元の状態に戻ろうとするのです。
この時に青白い光を発するのです。
つまり放出したエネルギーが光となって見えるのです。

今回は音楽のエネルギーのお話しです。

ところで、
音楽とはどういうものでしょうか?
規則正しい「リズム」と「メロディ」が連続するものです。

では雑音や騒音とは?
不規則な「リズム」と「メロディ」が連続するものです。

上の文で言うと「規則正しい」か「不規則」かの違いでしょうか?

では、
音楽とは何だろうというと?
音の「高さ」で旋律をつくり、
音の「大きさ」でリズムを作り、
楽器の違い」で音色を作ります。
これが連続的に規則正しく変化すると拍子になります。

っで、
人間の耳は、音の大きさ(音量)の変化には鈍感ですが、
音の高さ(周波数)には敏感です。
だからカラオケボックスで音痴な歌声にはすぐに反応してしまうのですよ。
(この事は音楽制作には重要ですよ)

さて、
純音というものがあります。
純音とはサイン波の様な単純な波形なのですが
その話はまた後で・。

ところで、
音楽を考えるに以下の様な感覚があります。

まずは「重低音感」です。
低音の振動が体に与えるものです。
重厚感も与えるし、恐怖感も与えます。
それが快感か不快感かは紙一重です。
道路工事の騒音など「低周波公害」というものがありますね。
その様な音は、元々の振動のパワーが大きく、周波数帯も人間の耳には聞こえない10ヘルツ以下で、不連続性なんですよ。

次に「リズム感」です。
モダンジャズやダンサウンドを聴いてる方など重視している方も多いのでは?。
ベースの音やパーカッションの音など、直接体に振動を与えてますね。

次が「音圧感」です。
ハードなロックを聴いている方には重要な事で大音量で聴く事により快感を与えます。

最後が「陶酔感・高揚感」です。
心地よい響きとリズム感でリラックスを与える要素ですね。

ところで、
音というもの本質的な物はなんだろうと考えてみましょう。
一言でいえば聴覚ですが、元々は空気の振動エネルギーであり、非常にあいまいな情報です。
言葉で表現する事が難しく、ある方には快感でも、ある方には不快な物にもなるし、
「キラキラした音」とか「深い音」とか「こもった音」とか「温かみのある音」とか、言葉だけではどんな状態なのか理解ができません。
だから音響技術者は難しいのです。

さて「大地から伝わる音」ってありますよね。
「腹に響く重低音」とか。
これらの音は、空気の音圧として感じるものではなく、
大地や床面などを伝わってくる振動という表現が正しいです。
専門的には「体感音響振動」と言います。
しかし最近の音楽鑑賞はヘッドホンを介して聴くため、この様な楽しみ方がない時代ですね。
かつての様なスピーカーを介した音を聴いて部屋の空気の振動を楽しむ事が少なくなってきました。
重低音は時には緊張感や恐怖感を与える音ですが、是非ともその様な事が感じられる空間を見つけて下さいね。

ところで音楽には不純物の大事さがあります。
例えばリード楽器(木管)ではリードの振動、
弦楽器では楽器の胴からや弓からの振動が、
打楽器なら楽器全体から、
時には一度演奏者の人間のボディに伝わりそれらがフィードバックしたりして。

それらがスタジオの壁にぶつかり、
ホールのセットに反響し、
自宅の部屋のタンスに反射して、
それらはずべて不純物です。

それらは大事な要素です。
例えば塩の事で語ると、
イオン交換で作られた99%の塩化ナトリウムでは塩辛いだけで美味しくないものが、
海水を煮詰めた不純物がたっぷり含まれたご当地の塩の方がうま味がある様なものです。
純度の高いものを追い過ぎる事より、不純物の中に宝はあるのです。


つまりは、
音楽の三要素である「旋律」「リズム」「和音」ではありますが、
そこに不純物である「振動」という重要なものを忘れない事にしましょう。

という事でなんともまとまりの無い記事ですが、
つまりは音は映像に比べて非常に情報量が少なく、
エタイのしれない物体なので、
それを操る音響家や音楽家はすごい才能なんだよ・・という話題でした(笑)。

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東急ジルベスタ―コンサート 2011~2012
ラヴェル作曲 ボレロ

モーリス・ラヴェルの代表作のひとつです。
同じリズムとフレーズで、フルート・クラリネット・サックス・トランペットと楽器を変更して盛り上がっていき、
最後は全楽器による盛大なフィナーレを迎えるという感動の曲です。
このなんとも不可思議な単純な譜面の曲ですが、とあるコンサート終了後に観客の一人が「この曲は気がくるってる」と叫んだらしいです。
これを聞いたラヴェルは「君こそこの曲の本当の理解者だ」と返答したそうです。

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東急ジルベスタ―コンサート 2008~2009
ガーシュイン作曲 ラプソディーインブルー

20世紀の米国が生んだジョージガーシュン。
米国らしくミュージカル要素にジャズサウンド要素に、そしてパリ風なお洒落な繊細さに、まさに近代クラシック音楽の集大成といった曲です。

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東急ジルベスタ―コンサート 2007~2008

イタリアの作曲家のレスピーギ作曲の交響詩ローマ松から、第4楽章アッピア街道の松。

古風な旋法を曲に取り入れ、
トランペットに彼方でグレゴリオ聖歌の調べを奏でさせ、
古代イタリアの栄光を音楽で再現しようとした曲です。

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グリーグ作曲 朝

ノルウェーの作曲家でピアニストでもあったエドヴァルド・グリーグ。
新年のスタートに相応しい曲でしょうか?。

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ハイドン交響曲 告別(ウィンフィルニューイヤーコンサートより)
指揮はダニエル・バレンボイム
演奏者が途中でどんどんいなくなる楽しい演出模様です。

さて、
毎年恒例で世界中が待ち望んでいる、
今年のウィンフィルニューイヤーコンサートは、
2009年以来の2度目の指揮をとるダニエル・バレンボイム氏が行う予定です。

そして今年は、
ドイツ後期のロマン派を代表するリヒャルト・シュトラウス生誕150年記念という事で、
今回のこのコンサートでも彼の曲が1曲だけ披露されます。
曲名は「オペラ・カプリッチョから間奏曲・月光の音楽」で、
しかも演奏中にウィン市内のリヒテンシュタイン宮殿より生中継されるバレエ付きとの事です。
ちょっと楽しみですね。

ちなみに、
リヒャルト・シュトラウスとは、2001年宇宙の旅のメインテーマでも有名な「ツァラトゥスはかく語りき」の作曲者ですよ。



カラヤンが指揮するウィンフィルニューイヤーコンサート。
毎年恒例のオオトリのラデツキー行進曲です。
和やかに進行するニューイヤーコンサートだけあってお茶目で可愛いカラヤンの表情が見れますね(笑)。
カラヤンで始まりカラヤンで終わるクラシック音楽鑑賞で、まずはカラヤンを批判する事から始まるクラシック音楽鑑賞っと誰かが言っていたなぁ。

・・・・・・追伸・・・・・・


いやぁ、昨日の紅白歌合戦はめちゃ楽しかった。
嵐のメンバーの誰かが途中で叫んでいた「ネタが多すぎてもう処理できませ~ん」という言葉通り。

紅組司会者の綾瀬はるかさんの、
セリフ噛みまくり多数あり、
天然ぶり発言連発で審査員の方々が困り果てる場面あり、
本気の涙の熱唱ありで、
近年にはない大盛り上がりだったね。

あまちゃん出演者達による生ドラマあり、
小泉今日子さんと薬師丸ひろ子さんの歌あり、
ついにユイちゃんは東京に来れた演出あり。

ってか鉄拳さんの番組時間都合で飛ばされて出来なかった「お題目:こんな紅白はいやだ」のパラパラ漫画が気になる。

綾瀬はるかさんがのっけから番組オープニングで「NHKホールが生きているみたいですね」っとナゾの発言からスタートし今晩は何かが起きるとみんなが思ったみたいで。
miwaさんの歌の紹介の時に審査員の美輪明宏さんへ「同じ名前のミワさん、いかがですか?」って質問したあたりで全てが終わった感じです(笑)。
その他も多数いろいろあり過ぎ。
って、これだけ色々やらかしても決定的放送事故もなく、国民感情を怒らせる状況にもなく、ある意味すごい方ですよね。
白組司会者の嵐の方々がフォロを上手くしていき、そこがポイントでしたね。

(リハの段階で、彼女に対して完璧さを求めた厳重注意はしない方がいい。
自然体でやってもらった方がいいっという事での本番突入だったのでコレで良かったのです。
ってかこの後の和田アキ子さんのコメントも楽しみです。
和田アキ子さんの曲の紹介時にその曲に込められてるメッセージを読み損ねたハプニングもあっただけに><)

ってか昨年の春の段階で、年末の紅白は綾瀬はるかさんが司会で、あまちゃん系も出演する事も全部このブログで言い当てていた僕もすごいでしょ?^^)
ってか、数年前に、僕と一番最初に一緒にお仕事をした時は、当時はまったくハジけてなかったですよね。
今、めちゃくちゃかっ飛んでますね(笑)


↑パヒューム




↑一夜限りのあまちゃんステージ