私は20歳を過ぎても母親と隣同士で寝てたの

その夜はいつに無く静かな風ひとつ無かった、なかなか寝付かれず

何となくウトウトしていると入り口の戸がガタガタ
ガタガタって音で目が覚めたの


風も無いのに何故かなって戸の方に目をやったら、何処かから鈴の音が聞こえて来た

鈴の音なんてどうしてするんだろうと考えていたら知らない間に朝になってたの仕事に行くと

知り合いが来て
昨夜って言うか朝方○○さんが亡くなったと教えに来てくれたの

戸がガタついて鈴の音が聞こえた事を言うと○○さんは貴方を可愛がっていたからお別れに行ったんだねって言われたんだけど

ガタついたのも鈴の音も全く恐怖感が無く落ち着いていた事に驚きがあったのは○○さんだったからかなって思ったの

亡くなった人は和尚さんだったからお寺には高価な物が有るから一緒に確認して書いていって欲しいと言われ仕事が終わって夜の9時過ぎに友達の男の子に頼んで連れてってもらった

いつものように大きな声で和尚さんの名前呼んで来たよ~って本堂を開けようとしたの

本堂なんか開きっぱなしなのに右の戸を開けようとしても左の戸を開けようとしても開かない


開けないでって言ってるのかもしれないと思い友達と2人で腰掛けてたら

真っ暗なお墓の方から足音がしてきた、奥の方に家があるから奥の人は近道でお墓の細い道を通って帰るから別に何とも思わなかったけど


足音が近くなると雪駄の音なんですよ和尚さんがいつも履いてたような、するとお墓とお寺の暗い所と明るい所の境位でピタリと止まった

夜だしお墓だし少し怖さもあったりで○○さん来たよって大きな声で言ったらいきなり

ばたーん!板張りに板が何枚も倒れて来たような大きな音がしたの

友達もビビって何々今の何?って飛び上がったけど何にも倒れて無いの

それから少しして知り合いが来たから話したら貴方が来たから喜んでるんだと言うの


本堂が開かない事言ったの知り合いが開けたらスッと開いたんだけど遺影の写真の顔が余りにも私の知っている和尚さんとは思えない、もの凄い形相に少し口が聞けなかった

その知り合いは写真屋さんで写真の修正で描いたりしているから、何でこんな形相なのか聞くと


何度描いてもこんな形相にしかならないと言う

その日から1週間程して何気無く見たら不思議な事に私の知ってる優しくてお茶目な和尚さんの顔になってたの

恐怖体験とは全く違って確かにお墓だし夜だったから少しの怖さはあったけど嫌な感じでは無かった


あれはヤッパ来てくれて嬉しいって事と色々あった和尚さんの心をわかって欲しいって言う事だったのかな~って

今もたまに思い出したりします
今は無くなったけど10年位前迄はお経をあげてる声が聞こえたり、お香の香りがしたりだったの


でも不思議と落ち着くの最近無くなったのは30年にもなるから成仏したって事かな


嬉しいような哀しいような(^-^)/私の婚約者は24歳のまんま和尚さん35歳位のまんまだったら


私が50歳のババァになったのを○○ももうこんな歳かババァになったな~って言ってたりしてσ( ̄∇ ̄ )

うわ~っ許せなーい(^-^)/若さが欲し~いナンテね