卒業式祝辞2012 生きる力 乾杯2 | dragonkazuのブログ

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金剛禅総本山少林寺八尾高美道院

祝 卒業2  1よりのつづき


生きる力、ありがとうこの命、ありがとうあなたたちとの出会い


そして、 昨年は大震災津波で約16000人もの方が亡くなり、さらにまだ3000人以上が行方不明です。早期復興をお祈りするとともに、人を思いやる気持ちを持ち強く生きていってほしいいとねがっています。

少し古いといわれるかも知れませんが自分の小さい頃は『よいことを行うと天国に行ける、悪いことばかりしていると地獄におちて苦しむよ』と言われたものです。

そこで『天国と地獄』についてすこしお話したいと思います。

昔々あるところに少林寺拳法の武者修行の僧侶がお話ししてくださいました。

地獄では香川は讃岐の釜ゆでうどんを食べていた。しかし大きな釜に入ったスープ湯の温度は煮えくりかえった熱湯(ねっとう)になっておりその上、箸の長さが2Mの長さがあるのじゃ。

一つの釜を10人が囲み速く食べないとうどんがなくなってしまう。われ先に食べようとうどんをはさみ口に持っていこうとすると長い箸のせいで食べにくく何度もうどんがつるつるすべり落ちてしまいその上、煮えくりかえった熱湯が顔やら足にかかり大やけどした。「アツ!アツ!」と・・速く食べねば他人に食べられてしまうからあわてるやら、つるつるすべるやら、やけどはするやら、その上まったく食べられず、お腹はすいたままやら、これはまるで地獄じゃの

一方天国では

天国でも地獄と同じく、讃岐の釜ゆでうどんを食べていた。もちろんここでも煮えくりかえったスープ湯は熱湯になっており、その上、箸の長さが2Mの長さがあるのじゃ。地獄と同じ条件じゃ

ところが譲り合い助け合いの精神が旺盛な国のため、長い箸で、はさんだうどんを前の人に

食べさせてあげる、そのお返しとばかりか、長い箸で挟んだうどんをまた前の人が私に食べさせてくれる。

人に食べさせお礼を言われ「ありがとう」気持ちもよいし。人に食べさせてもらうことでこの上ないおいしいうどんで・・ これはまるで天国じゃな。と

解説:同じ条件でも自分勝手な行動をすると地獄になるし、人のために行なえば天国になる。

あの世に天国をつくるのではなく

この世、家族内、学校内、地域内でも自他共楽の理想郷天国をつくろうじゃないか。

(理想郷とはあの世に天国を作るのではなくこの世に作ることを言います。地上天国のことです。世界では戦争、紛争が絶えず起きています。)

恩を大切に  ひとは一人では生きていけません。生かされているのです。70億人の地球の中の1億以上の日本、大阪、八尾、そして皆さんのお母さんの、お父さんのぬくもりの中で育ち、素晴らしい先生方の指導のもとで教育を受けました。そして小さかった皆さんがここまで凛々しく立派に成長することができました。その恩をしっかりかみしめしっかり生きていってほしいと思います。

私の心の中のPower of wordsつまり、私の心の言葉の力で『忍耐は成功への鍵なりPerseverance is key to success.』という言葉をプレゼントしたいと思います。忍耐とは、耐え忍ぶことですが、人生いろんな辛い悲しいこともあります。その苦難を乗り越えその山を乗り越え努力し理想郷に邁進していく、その結果成功につながる。それを、忍耐は成功への鍵なりといいます。失敗を恐れず、法を修め、身心を練磨し、同志相親しみ、相たすけ、相譲り、協力一致して理想郷に邁進してほしいと思います。   

『生きることが辛いとか 苦しいだとかいう前に 野に育つ花ならば力の限り生きてやれ!』という素晴らしい歌のフレーズがありますが 本当に力の限り生きてやれ~え そうあってほしいと思います。

Power of wordsつまり私たちの言葉が皆さんの心に届くように 皆さんの力につながるように、皆さんの幸せにつながるように先生方、ご来賓 PTAは見守っています。これからも、君たちで生み出す努力が奇跡となり夢や愛となり素敵と呼べるものをいっぱい並べていってほしいと思います。

(君と生み出す奇跡 一緒に夢とか愛とか 素敵と呼べるもの並べていきたい ずっと。)思います。

それから、次に、皆さんで一緒に感謝の意をこめて先生方に唱えよう。おじさんと一緒に今一度お世話になった先生方に感謝の言葉を述べようじゃありませんか。(今の10倍の声で届けよう 全員での言葉は今日が最後です)

『ありがとう先生』ハイ ②『私たち強く生きていきます』ハイ ③『ありがとう先生!さようなら先生』ありがとございました。拍手 先生のこころに届いたと思います。(今一度先生に感謝の拍手、これまで育てていただいた保護者の皆さんに拍手:そして卒業生に大きな拍手)

そして最後に(入学式は、生きる強さを歌った歌 運動会は応援歌、卒業式は皆さんへ幸せのエールの熱唱を送りたいと思います。『歌は気持ちを最大限に伝えることができる最大の声』であると(あの松山千春、長渕剛やE.Yazawa)も言っています。♪乾杯いま、君は人生の大きな大きな舞台に立ち遥か長い道のりを歩き始めた、君に幸せあれ!卒業~生の皆、みなみなさまに 数多くの幸せが~訪れることを~心から本気で~、マジでガチで~祈って―います。♪歌 

人は様々な可能性をもって生まれ、生きているからこそ味わえる喜びがたくさんあります。

しかし、生命や人という存在が軽く扱われている時代。人間が人として生きていくための

「生きる力」を養う環境を作ることだと思います。

自信と勇気と行動よくをもった者たちが集い、仲間という素敵な力を養い、他人に喜ばれ、自分の存在感を実感できる。そんな人になれる努力をしていってほしいと思います。本日は本当に卒業おめでとうございました。

「強く生きよ子供たち。生きる力。ありがとうこの命、ありがとうあなたたちとの出会い。」

 ありがとう。さよなら。そして強く生きよ!卒業生の皆さん 本当におめでとう。

これを卒業祝辞のご挨拶とさせていただきます。

平成24316

高安西小学校PTA会長 辻本一榮

おめでとうございました。(拍手)ありがとうございました。
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卒業生への祝辞とエールを熱唱させていただきました。

強くたくましく生きていってください。
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