昇級・昇段について | dragonkazuのブログ

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金剛禅総本山少林寺八尾高美道院

昇級・昇段のしくみ

見学者や入門予定者からよくある質問 流派について、よく聞かれます。Q:少林寺拳法には流派があるのですか?

A:少林寺拳法は流派のない世界が一つにまとまったブランドです。たとえば、空手などは国内300以上の流派があり、大きな主流から個人所有の流派が混在しており資格基準がそれぞれ違います。よって空手A流派で黒帯でも引っ越し先、大学、高校などのクラブで、違うB流派に入れば白帯からとなります。なぜ流派が数多くあるかといえば『空手』は一般名称でどなたでも使用が可能ですが、『少林寺拳法』は固有名称で当法人の使用しかできないのです。よって流派がなく世界で一つにまとまっています。  よく聞かれる流派についてでした。

少林寺拳法では世界35ケ国3200支部170万の拳士が育っています。

資格は世界で生かされます。

試験について

少林寺拳法の階級制度は、自分がどこまで成長できたかを示すもので、階級に応じて昇級・昇段試験があります。審査方法はレポート審査・技術審査・学科審査・口述審査などがあり、資格によって異なります。

あくまでも個人個人の段階を示すために設けられたもの

少林寺拳法は、自己を向上させていくための「行」です。「自己確立」と「自他共楽」を目指し、この在り方から、階級は勝負や試合によって優劣や上下を決めるものではありません。他人と比較するのではなく、あくまでも自分自身の修行の過程の指標や区切りとなるものです。あくまでも他人との比較ではなく、自分自身の修得度合い、その成長によって一つ一つの資格を目指していくわけですから、その資格にふさわしい技量と拳士としての中身を高める努力をしなければなりません。少林寺拳法の階級制度はタテの関係で形成するためにつくられたものではありません。

漸々修学(ぜんぜんしゅうがく)の考えのもとに階級制度は作られている

少林寺拳法の階級制度は、一段一段と階段を上がるように修行を積み重ねてゆく「漸々修学」という考えをもとに制定されています。定められた修行期間、一生懸命に技術・学科の修得と人格向上に努め、それぞれの階級に応じた技術と学科の試験を受け、合格しなければその資格を取得することはできません。確かに、資格は他人との比較ではなく、自分自身の修行の指標ですが、これが一定基準に達しているかどうかの審査を受けるのです。


少年部 8・7級=黄色帯(小学校3年まで) 6・5・4級=緑帯 3・2・1級=茶帯   初段~=黒帯

一般部                        6・5・4級=緑帯 3・2・1級=茶帯   初段~=黒帯



努力次第では中学生で二段高校生で三段取得者も当道場で在籍しています。
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高校生:三段 中拳士三段