僕は割と夢を見るタイプだと思っている。あんまり他の人と夢の話をすることがないので、比較しづらいのだけど、だいたい、毎朝、何かしらの夢を見たなぁと感じながら目を覚ますので、おそらく、よく見る方ではあるはずだ。
夢の内容は日によって様々だ。目立った特徴や傾向は見当たらない。強いて言えば、今この瞬間よりも、過去にスポットライトが当たっているケースが多い印象はあるかもしれない。
例えば、小中高大、学校に通っていた時代を思い起こす夢だったり、当時のクラスメイトが出て来たり、はたまた、当時付き合っていた恋人が出て来たり・・・。
赤の他人が出てくるケースもあるが、割合としては、“当時は仲良くしてたけど今は連絡を取り合っていない人”が、目立つ印象はある。もしかすると、“記憶に残りやすい”から、単にそう感じているだけなのかもしれないが。
うん、確かに一理あるのかも。「夢を見て久々に思い出したわ…。」という人は、チラホラ居たりする。それが長期記憶化されているのはありそうだ。
赤の他人の存在をいつまでも覚えているケースは、そうはないはずだ。よほど特徴が際立っているとか、よほど自分のタイプだとか、そうじゃなければ、なかなか・・・。
あっ、そんなことを考えていると、一人、思い出した。芸能人でいうと、雛形あきこに似た女性が運転する車に乗っている夢を見たことはある。あれは赤の他人パターンだった。
何で思い出せたのだろう。不思議なものだ。もしかして、雛形あきこさんのことを、自分が思っているよりも、好いているのかしら・・・。
それはさておき、夢を通して、自分の心の声だとか、深層心理だとかに気付ける瞬間があったりもするのも事実だ。
だから、毎朝、夢の内容を振り返って、ボーッと考える時間が、僕は好き。