この歌詞が心の支えになってます

 この手のテーマを聞かれると、毎回、名前に窮していた自分が居た。


これじゃあ良くない、と思って、DREAMS COME TRUE『何度でも』の「10000回ダメでも10001回目は何か変わるかもしれない」を挙げるようにした。


その結果、それなりのリアクションをいただけるようになったが、なんだか、僕の中で、“置きに行ってる感”があるというのか・・・、ちょっと、“優等生発言”的な感じがして、自分自身、納得がいってないところがあり、モヤモヤしていた。


そんな中で、「コレだ!」と思えたのが、タイトルにも記したMy Hair is Bad『宿り』の歌詞である。


“この歌詞が”と言われると、それはそれで、“どの歌詞が”にしようか迷ってしまうのが、困ったものだ。全ての歌詞が良いから。うーん。じゃあちょっと待ってね・・・


(考え中・・・。)


▶正しくなくていい

 強くなくていい

 優しい方がいい


抜き出すとしたらココかなあ。“優しさ”。言葉にすると凄く抽象的なんだけど。もし仮に「正しい選択」「強い選択」「優しい選択」の3つの選択肢があるなら、優しい選択を選びたいかな、って。うーん、これじゃあ、上手く伝わらないのかな。


“正しさ”は、正論を言う、みたいに、論理的思考重視の、モノの見方・考え方な感じがする。それもそれで素晴らしいと思うなど、僕の価値観に照らし合わせれば、ちょっとAIチックというか、人間味があまり感じられなくて、僕的には、好まない。


“強さ”は、正しさと比べると、自分の価値基準の中で優劣を付けるのは、結構難しい。思わず考え込んでしまいそうだけど、う〜ん、強いて挙げれば、対人コミュニケーションの場を想定すると、「優しさ>強さ」になるのかなぁと思った。“強さ”も行き過ぎれば“強情”になりかねないと感じたから。


“優しさ”は、KANの「必ず最後に愛は勝つ〜♪」じゃないけど、それと似たイメージが僕の中にあるんだと思う(結局受け売りかい!)。ただ、僕の中では、“必ず最後には勝って欲しいよね…。”っていう、祈りが込められている感も。信じるものは救われる的な。あとは、“正しさ・強さ”と比べると、“優しさ”は、他者にそっと寄り添ってるイメージが持てて、なんか良いなぁ、って思う。


若い頃は、「優しい人が好き〜」って聞くと、「誰にでも言えるセリフだな…。」って、斜に構えてた時期があったけど、紆余曲折あって、今、同じセリフを聞くと、「そうだよねぇ…。僕もそう思うよ…。」って、しみじみとなっちゃいそう。同じ人間なのにね。人って不思議だなぁ。


コホン。


最後に、YouTubeのリンクを貼っときます。もし良かったら。1分48秒なので。サクッと見れますよ。MVに歌詞も載ってます。