本の世界4 | 浅井俊論オフィシャルブログ「Singer's Bar」Powered by Ameba

本の世界4

みなさんこんばんは、

本日もRyu's Barに起こし頂きまして、どうもありがとうございます。


今日もはりきって呑みましょう!!

かんぱ~い!!
写真素材 PIXTA


昨日は久々に朝の6時まで呑んでしまいまして・・・。

最後の方は自分が寝ている事にも気がつかなかったという有様です(笑)


朝日の中を帰るっていうのは、嫌いじゃないんです。

6時はちょっと遅いけど、この時期だと4時半から5時くらいの

夜明けの時間、特にいい具合に酔ってる時は、空が本当にキレイに見えます。


そういう時、感傷的な意味ではなく、昔の事を思い出します。

10年前と空が同じに見えるのは、僕にとっていい事です。


自分が変わったから、見るものも前と変わって見える。

自分が変わってないから、見るものも変わってないように見える。

僕の中には両方あるけど、空の見え方だけは変わって欲しくない。



そして、酔っぱらって夜明けの中を歩いてると、思い出す本が一冊。

村上龍さんの「限りなく透明に近いブルー」です。




この本を読んだのも、もう10年近く前ですけど、

最初タイトルの意味がわからなくてね。

読んでから2年くらい経って、ある日突然これの事だったのか、と思いました。

もしかしたら酒やタバコをやらない人はわからないかも・・・。

差別的な意味じゃないですよ。


人は、自分独りの時の自分と、他人の前にいる自分と二種類あります。

それは、裏や表という意味ではなくて、

独りの時にしか感じられない事や考えられない事があるという意味です。

今までそこにあった喧噪を抜ける時、

耳にこびりついた人々の会話や音楽や雑園をぬぐい去る時、

それは夜明けと共に一瞬だけやって来るのです。


---------------------以下引用----------------------

血を縁に残したガラスの破片は夜明けの空気に染まりながら透明に近い。
限りなく透明に近いブルーだ。僕は立ち上がり、自分のアパートに向かって歩きながら、このガラスみたいになりたいと思った。
そして自分でこのなだらかな起伏を映してみたいと思った。
僕自身に映った優しい起伏を他の人々に見せたいと思った。

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BGM in Ryu's Bar♪ Tom Traubert's Blues / Tom Waits
アルバム「スモール・チェンジ




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