絵画の世界1 | 浅井俊論オフィシャルブログ「Singer's Bar」Powered by Ameba

絵画の世界1

みなさんこんばんは、

本日もRyu's Barに起こし頂きまして、どうもありがとうございます。


今日もはりきって呑みましょう!!

かんぱ~い!!

写真素材 PIXTA



さてさて、今日はようやく「絵画の世界」に記事を書いてみようと

思い立ちました。

絵については、よく見に行きます。


音楽のように、メッセージが具体化していない分、

そこから何かを感じる事で、心に多くの栄養を与える事が出来るからです。


そんな僕が、3本の指に入るくらい好きなのが、

「フェルメール」です。

有名なのは、もちろんこれですね。


「牛乳を注ぐ女」
Ryu’s Bar


去年のフェルメール展では、この絵の前に長蛇の列ができておりました。

フェルメールの最も大きな魅力は、その色使いです。

フェルメールブルーと呼ばれる青色は、独自の製法により作られ、

その色は宝石よりも貴重だと言われる時期もあったそうです。


そして、日射し描かせたらこの人の右に出る者はいないと思います。

柔らかく、温かく、優しく、包み込むような日射しを、色と形で表現します。

本当に素晴らしいですよ。


「牛乳を注ぐ女」はもちろん好きなのですが、

もう一つ、忘れられない絵があります。

それが、「合奏」です。

「合奏」

Ryu’s Bar


フェルエメールは音楽に関する絵を数点残していますが、

その内の一つがこの幻の「合奏」です。


僕が見たのは模写ですが、それでも僕の目を奪うものがありました。

ぜひとも本物を拝見したい、と常々思っていますが、

なぜ幻かというと、19年前の1990年に盗難、その後ずっと日の目を見る事なく

現在まで時が進んでいるからです。

35点の絵を残しているフェルメールの中で、唯一の盗難後未発見の作品です。


もし今後発見されたとしても、絵の状態や損傷を考えると、

膨大な修復作業が入り、本当の意味でのフェルメールの合奏を見る事は、

もうできないかも知れません。


こういうものを、本当に大事にしないといけないですね。

この時の盗難事件をテーマにしたドキュメンタリー映画があります。

去年公開になった「
消えたフェルメールを探して」というドキュメンタリーです。




興味がある方には面白いんじゃないでしょうか。





ではまた・・・。




BGM in Ryu's Bar ♪ 
Blowin' in the Wind / Bob Dylan

アルバム「
Freewheelin' Bob Dylan







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