前回、寒中お見舞い記事の後、放置状態にしていたので、
  暑中お見舞いの記事はUPしたいと思いつつ、それにも間に合わず、
  残暑お見舞いになってしまいました。
  と、いってもこれも暦的に大丈夫かな~??
 
 
  元気です。生きてます。移植腎も元気に動いてますよ。
  7月に移植したので今月で移植後4年と1ケ月経過しました。
  前回7月の検診でのクレアチニン値は1・07と、数年横ばい状態が続いております。 
 
 
  去年と劇的に異なるのはやはり夫が関西に単身赴任になったことでしょうか。
  楽なのか、それともお互いの長距離の移動が増えたので忙しないのかよくわからない・・
  とにかく短期バイトをチョコチョコしてもおっつかないくらいお金が出て行きますよ
  それに加え今年は夫の勤続20年の年だった為、
  長期休暇が二回あり、GW明けのの一回目の休みにはハワイへ。
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  そして二回目の長期休暇は先々週、8月上旬に宮城県、盛岡県、山形県
  東北旅行に行ってきました。
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  宮城県松島の風景です。
 
  国内旅行は問題ないとして、腎移植患者にとって海外旅行ってちょっとハードル高いですよね。
  私も一応
  「 I am a renal-tranplant recipient.(自分は腎移植患者です。)」と
   英語で書いた紙をスーツケースに入れた薬の中にも、機内持ち込みバッグの中にも入れ、
  発音の練習もしておきましたが、まぁ使う機会なかったです。
  ただ機内持ち込みバッグの中は滞在期間5日間の倍の10日間分の薬を入れていたので、
  ハワイの空港の手荷物検査所で「こっちに来い」と言われ、
  手の平に薬品を塗られ、簡易な薬物検査はされました。
  これは一昨年母とツアーでフランスに行った時も、
  私だけ受けさせられたのでバッグの中の多量の薬の原因でしょうね。
  当然ながら問題があるはずがないので、すぐに無罪放免となりますが・・・
 
  それと時差の問題があり、私は朝と夜、服用する薬の内容が若干異なるので
  日本とハワイの移動中の切り替え時に、どっちをどのタイミングで服用するか悩みました。
  帰国時、飛行機に乗っている時間を考えると、ほぼ8時間ごとに服用する結果となり、
  しかも服用する薬の内容も今考えると多すぎる内容だったかも。
  1週間くらいで治りましたが、薬が効きすぎたせいか疲労のせいか、
  プチっと口角ヘルペスっぽいものができた時は焦りましたよ。
  
 
  色々ありますが、旅が気軽に楽しめるというのは移植腎のおかげです。
  ドナーとなった母に感謝、
  (最近父がずっと家にいるので、長電話に付き合ってくれないけど
  そして医学の進歩に感謝です。
 
 
  東北旅行中の一番の衝撃は、日本の再生医療を引っ張ってこられた実力ある研究者の御一人が
  自ら命を落とされてしまったこと。
  偽装は良くないことですが、医学の発展には多くのつまずきはつきないものだと思うんです。
  (面白おかしく大騒ぎするマスコミの人は自分がそういう病を抱えてないから結局は他人事感覚なのでは・・)
  もしかして彼のES細胞の研究がこのまま進み、倫理的問題もクリアできたら・・
  なんて色々考えてしまうとやりきれない気持ちになります。
 
 
  まだまだ暑い日が続きますね。エアコンの電気代が大変です。あ~早く秋になってほしい!!
  次回からはせめて1か月に一回は更新できるように頑張りますあせる