母との岐阜旅行の続きで~す。
中津川に二泊したのは丸一日馬籠宿、妻籠宿で遊ぶため。
岐阜旅行2日目は、中津川駅前で車をレンタルして朝早くから「馬籠宿」へ。

朝早くて観光客もまばらですが、お店も開いてませ~ん。
せっかく車をレンタルしたのですが、お天気も良かったので
結局直前まで悩んで馬籠宿から妻籠宿まで歩いてみることにしました。距離は7,7キロです

馬籠宿をスタート

まずは展望台から恵那山を望みます。

どれが恵那山かわかりませ~ん
ちゃんと写ってる??

ここまでは宿場の中の道を歩くという感じだったのですが、直ぐに鬱蒼とした山の中の道になります。
道の端に小さな鐘が配置されているので、近づくと
「熊を寄せ付けないため、鳴らしてください。」との表記が!えっ!?熊が出るの??

開けた場所に出てきました。水車小屋

空は青く、山もほのかに色づき綺麗です。

農家の軒先で芋を干し、干し芋や蒸かし芋を売っていたり。

しかし芋よりもこっちは水分が欲しい。
十返捨一九の碑 やじさん、きたさんで有名な「東海道膝栗毛」の作者です。

宿場で働く女を詠んでたような・・まぁ彼の句だからきっとすけべぇですね。
街道沿いに出てくる民家は特に宿場名がついていなくても、昔ながらの形を残しています。
軒に柿がほしてあったり、

熊野神社に旅の安全を祈ります。境内からののどかな田園風景。

そしてまた熊が出てきそうな山の中の道。不安に思っていると無料休憩所が現れ、
親切なご夫婦?が旅人にお茶をふるまってくれますよ。

行程のほどんどがこういう山の中の道。ところどころに熊よけの鐘が置いているのが本当に怖い


まぁ歩いている人達が全くいないというわけではなく、私達と同じような母娘の一組、
ご夫婦の一組、白人カップルの一組、計4組と抜きつ抜かれつすすみます。
途中車道とぶつかるのであれ?どっちに行けばいいんだろうと思うことはありますが、
必ずこのような道しるべが出てくるので迷うことはないですね。

妻籠宿までの距離が縮まるとすごく嬉しい
5キロ以上歩いていると身体はバテバテなんですけど、秋の風景に癒されつつ歩きますよ~

つづら折りの急こう配の道。これは滑り落ちそうで本当に怖かった。

途中出てくる「大妻宿」という小さな宿場町

これは秋の花だろうか・・・


田んぼの中を歩く母。

こっちはゆっくり歩いているつもりでも、母も写真を撮りながら歩いてるので
いつの間にか結構な距離が開いてしまいます。
ようやく「妻籠宿」に到着~。

はぁ~疲れた。体力の限界。ご褒美の“栗きんとんアイスクリーム”ですよ~

まさに甘露でした