現在でも被災地で、そして避難所でライフライン、食料、医療、生活必需品もままならず
  不自由な生活を強いられている方々のご苦労、
  そして福島原子力発電所での命をかけた放水、復旧作業にあたられている方々のこと
  思うと心が痛みます。  
  
  私事といえば情けない事に、
  先週一週間は夫が通勤困難者になることを避け、会社近くに宿泊していた為、
  ずっと家に一人でしたので、その間かなり緊張していたんでしょうね。
  夫が家に戻った翌日にちょっと体調を崩してしまい、
  悪寒、吐き気、腹痛、下痢と風邪のような症状を発症してしまいました。
  移植腎の事があるので、かなり心配でしたが今はもう大丈夫です。
  やはりどういう環境にいようと心の安定にはコミュニケーションが一番大切ですね。
 
  それにしても買い占めはやめようと色んな所で声をかけているのに
  まだまだスーパーには空の棚が目立ちます。
  一番困るのはトイレットペーパーと米、おむつ等の衛生用品でしょうか。
  もしかして善意で、被災地に送ろうと救援物資をかき集めている方も
  いらっしゃるのかも知れませんが、
  首都圏では物資の混乱が落ち着くまで止めませんか?
  自宅に以前からの十二分な在庫があって、それを寄付することは素晴らしいと思いますが、
  そうでなければ、今は政府またはそれぞれの自治体、生産企業にまかせてはどうでしょう。
  何か役に立ちたい!という気持ちは分かるけど、
  同じ地域の人達の迷惑になってはただの自己満足ですよね。
  誰にも迷惑をかけず、一番役に立つのは募金だと思うし。
  (腹立たしいことに募金詐欺などの犯罪も横行しているので、気を付けなければいけませんが)
  
  ガソリンも場所によってはガソリンスタンドに並ぶ車の列で道路が渋滞し、
  給油しない車のガソリンも無駄に使われるし、
  なによりこの辺では公共交通機関の一つであるバスの運行を乱れさせる原因になってます。
  必要に迫られて給油するなら、交通ルールはしっかり守って欲しい。
  道路や店舗、家への入り口を塞がないでほしい。
  
  原発事故による放射能のこととか、計画停電とかありパニックになりがちですが、
  冷静にならなくては。
  くれぐれも私のように体調を崩されませんように。
  
  余談ですが、今回の震災や原発事故によって外国人が出国するために
  空港や入国管理局の前に殺到しているというニュースが流れてますが、
  それって言葉も不自由な異国に住む外国人として当たり前の行為ですよね。
  その光景をTVで見て日本人、特に首都圏の人間がパニックになる必要もないと思います。
  まぁ生活必需品も手に入りにくいし、節電の為にも、それに周囲に話し相手がいないという方は
  それぞれ安定して話し相手のいる故郷に一時帰省するのもありだと思います。
  
  被害の少なかった、あるいはなかった地域の人々は、
  被災地の復興の為にも、節電と経済活動を続ける(生活必需品の買い占めを除く)
  という相反する二つの事をこれからもこなしていく必要がありますが頑張りましょうね。