私があるホテルに滞在した時に
興味深い動きをする人に出逢いました

髪はぼうずです。
病気で短髪になっているのでしたら
残念ながらスキンヘッドのような感じだと思いますか2部刈り。

六本木の裏路地にいるような
ぼうずにピアスをして自身をアピールしているような感じではなくて絵描きの山下氏のような普通の2部刈り。

ピンクのトレーナーにバレエのチュチュのようなスカートを履いております。

そうです。
【満腹ピンクぼうず】は女性です。


フロントを行ったり来たり。

静かなホテルのフロントを行ったり来たりする様子は普通ではなく

何が普通では無いのか?と申しますと
イブに沢山の良い子にプレゼントを届けるサンタクロースのようなその沢山の荷物。
今回も荷物運びのトナカイたちはスト中のようでひとりで運んでおります。

(なにをやっているのだろう)



私たちがレストランに到着いたしますと
隣の席には【満腹ピンクぼうず】が座っております。

こちらのレストランは大変な人気でウエイティングリストに名前を書いて待っております沢山のゲストがいる中で
何故か?ひとりで4人席におります。

(常連?または上客?)

そして「今日は私の誕生会なの〜♡
皆様ようこそ♡」くらいの量で
料理を注文しております。

ひとりなのに4人分の料理。

それを
自分の手間の料理が終了しますと
前の料理を手前に引き寄せて食べるのでは無くて自らが立ち上がりまして
料理の前に座り直すのです。

くるくるくるくる

食べ終わると席を立ち
違う席に座る。

(あ〜そうか!!
これはテレビのドッキリが何かで周囲にいる私たちがどのような反応をするのか撮られたりしてるのかな?)
と思い

(う〜っ!!
ってことは一番見ている私が一番カメラに撮られてるんじゃないの?)

と、妄想は広がり私は
ちょっとかしこまったりします。

突然、
農家の女性が太陽にあたらないように
かぶる木綿で出来たぼうしをかぶり何処かへ出掛けていく【満腹ピンクぼうず】
ぼうしの裾にはヒラヒラのレースがあしらわれております。

(そこはお洒落するんだな)

トナカイに無視された荷物はそのままで
15分くらいしても戻りませんが
【満腹ピンクぼうず】にスタッフの皆様は動じることもなく普通にしております。

(常連さん?または相当な上客さんなんだろうな。)

席に戻った【満腹ピンクぼうず】は
また誕生会のような料理を美味しそうに食べております。

ちなみに
こちらのレストランのスタッフには
私たちが【忍者もどき】と呼んでおりますめちゃくちゃイケメンがおります。
(旧)ジャニー◯のジュニアグループであります21人の大所帯【少年忍者】のメンバーだよ!と言ってもだれもが
「そうなんだ!」と疑わず
そして
現在の一番人気であります深田でもかなわない?めちゃくちゃのイケメン君は
イケメンだからクールに適当な対応をしても普通であるのに
何故か?満面の笑みでめちゃくちゃ丁寧な対応を全てのゲストにしております。
そして彼は
【満腹ピンクぼうず】にも
親切丁寧な対応を見せております。

ところで
私が同行者に対して
「あのスタッフ少年忍者みたいね!」と
伝えましたら
同行者は「イルカ君ね!」と言います。

「カイルね!」

と、直ぐに切り返す私もすごいな。

で、
【満腹ピンクぼうず】は
その【忍者もどき】に対して
「ねぇ〜お腹いっはなんだけど
プリンアラモードのアイスとプリンを包んでもらえないですか?」と
言っている。

【忍者もどき】は
「はい♡わかりました!」と言う。

(おいおい
アイスとプリンを包んだら
家に帰ってゲ◯だろ!!)

と、心の中でツッコミを入れるaoki

同行者は
「aokiさん♡帰り際に
【満腹ピンクぼうず】と話したいでしょうけど今回のはやめといてね。」

と、言う。

ムズムズ、、、、

同行者が先に立ってレジ方向に向かった時に私は同行者の背中が遠くなっていくのを見て

【満腹ピンクぼうず】に一言

「あの♡いつもいらしてるんですか?」
質問しました。

すると
【満腹ピンクぼうず】は
ほんの一瞬だけ私のほうに視線をおくり

「うん!!」と。

そして
また誕生会のような料理の数々を食べ始めたのです。

「うん♡」の受け答え
やはり山下氏かも。(笑)